1: Egg ★@\(^o^)/ 2016/01/21(木) 20:46:05.69 ID:CAP_USER*.net

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オフィシャル誌編集長のミラン便り2015~2016(18) 

「ケイスケはもしかしたらサポーターには愛されていないかもしれない。でも彼の集中力や戦術への理解はすばらしい。
僕らにとっては重要な存在だ。守備もまるでDFのようにしてくれる」

これは日曜のフィオレンティーナ戦で勝利したあと、ミランの主将リカルド・モントリーヴォが漏らした言葉である。
現在トップ集団にいるチームを相手にした今季初の勝利であり、本田圭佑はその勝利の立役者の一人であった。

恒例の試合前日の記者会見で、シニシャ・ミハイロヴィッチは本田について以下のように言及していた。
「本田は本物のプロフェッショナルだ。ピッチに入るときは、試合であろうが練習であろうが、常に最大の力を出す。
信頼できる選手だ。彼に何かを言えば、彼はそれを着実に実行する。でも明日の試合は出ないだろう」

しかしこの発言は、明らかに監督が試合前によく使う、ある種の目くらましだった。
イタリアの各メディアはこの日も本田のスタメン入りを予想していたし、スタンドに座った私も本田の姿がピッチで見られると確信していた。

実際に本田はこれまでの数試合と同様、レギュラーとして先発出場。そのままキックオフの笛までピッチに留まった。
この90分間、本田は休むことなく動き、ピッチのすべての場所でチームに貢献した。

守備の場面ではプレッシャーをかけ、敵の動きをコントロール。
攻撃の場面ではイグナツィオ・アバーテとの息の合ったコンビプレーで何度もチャンスを作った。

データを見ると本田はこの試合で実に11キロを走った計算になり、それはミランの選手の中では3番目、両チーム22人の中では5番目の多さだった。
またボールを取り返した回数でも、トップ3に入った。彼の活躍は誰の目にもはっきりとわかるもので、これには手厳しいサンシーロのサポーターも拍手を贈った。
ミラニスタの歓声は、ミハイロヴィッチの前日のコメントの正しさを裏付けた。

「いつまでも悪い結果ばかりではない。このチームは試合を追うごとに成長している。今のこのスピリットと集中力をキープしていくことが大事だ。
選手たちは他のチームメイトのために走り、ロッカールームはまとまっている。残念ながら外部の人間からは我々は信頼されていないが、チームの中の人間は常に自信を持っている。

ただ、信頼されない空気を作り出したのは我々のせいでもある。今のような試合を続けていけば、ミランはひどいチームだと言う人間はいなくなるだろ
時にはあまりにも大げさな非難がなされていると感じることもあるが、まあそれもこの仕事の一部なんだろう」(ミハイロヴィッチ)

>>2以降につづく

webスポルティーバ 1月21日(木)18時40分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160121-00010003-sportiva-socc&p=1

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