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1: 2018/09/26(水) 20:31:24.60 ID:CAP_USER9
来年1月のアジアカップを見据えてセレクトするなら…

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チーム作りで大事なことは全体のバランスである。
 勢いがある若手ばかりでも、ベテランばかりでもなく、両者と中堅層をうまく融合させていく中でチーム全体の総力を上げていくのが理想。そういう意味では、後ろにワールドカップ経験者を配置し、守備を計算できる状態にしつつ、前線と中盤に中堅層を入れ、若い選手をサポートし、伸び伸びできるような布陣がベストだ。
 
 各ポジションを個別に見ていくと、GKは東口順昭(ガンバ大阪)と中村航輔(柏レイソル)のロシア・ワールドカップ組が今後は出番を争うことになるが、東口はコスタリカ戦で安定したプレーを披露し、ガンバ大阪でも好セーブを見せている。ワールドカップでプレーできなかった悔しさを抱え、今は結果を出すことに意欲的なので東口に任せてもいいと思う。
 
 DF陣は、ロシア・ワールドカップ組を並べた。
 ロシア・ワールドカップでの最終ラインの4名は世界相手に安定感のある守備を見せた。吉田麻也(サウサンプトン)はこのチームでは守備はもちろん、チームにおいてリーダーシップを執ることを期待。昌子源(鹿島アントラーズ)は槙野智章(浦和レッズ)、三浦弦太(ガンバ大阪)との争いになるが、吉田とのカップリングのおける相性の良さや経験を考えての選択だ。
 
 右サイドバックの室屋成(FC東京)はコスタリカ戦でアグレッシブなプレーを見せたが、総合力では酒井宏樹(マルセイユ)にまだ及ばない。海外での経験値の差も大きく、ここは不動だ。左サイドバックも長友佑都(ガラタサライ)がワールドカップ後も好調を維持しており、来年1月のアジアカップでも代える要素がない。

 長友、昌子、吉田、酒井の最終ラインがワールドカップ後、誰も抜けることなく、健在なのはまさに奇跡的。あえて言えば、左サイドバックに山中亮輔(横浜F・マリノス)、松原后(清水エスパルス)を入れ、安定している最終ラインの中で成長させ、長友の後継者を育てることができればよりプラスだ。
 
 ボランチは、遠藤航(シント=トロイデン)を軸に3つのセットが可能になると思っている。遠藤航+柴崎岳(ヘタフェ)、大島僚太(川崎フロンターレ)、井手口陽介(グロイター・フュルト)だ。
 
 第1ボランチは長谷部誠(フランクフルト)が抜けた今、遠藤で問題はないだろう。コスタリカ戦では対人の強さ、読みの良さも見せていたし、アンカーもできるタイプ。キャプテンシーもあり、次代のキャプテン候補でもある。柴崎、大島と組むとやや守備重視になるが、それでもバランスを取れるタイプなので心配はなく、井手口とはリオ五輪でもコンビを組んでいたので違和感なくプレーできるだろう。個人的には遠藤、柴崎のコンビを推す。

9/26(水) 17:03 サッカーダイジェスト
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180926-00047789-sdigestw-socc
大迫と誰を組ませるのかがポイントだ

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攻撃のユニットは、コスタリカ戦で機能した堂安律(フローニンヘン)、中島翔哉(ポルティモネンセ)、南野拓実(ザルツブルク)にプラス大迫勇也(ブレーメン)。サイドハーフは現在、原口元気(ハノーファー)、宇佐美貴史(デュッセルドルフ)らがクラブで試合に出場機会に恵まれておらず、乾貴士(ベティス)はワールドカップで活躍し、十分に計算できる選手なのでアジアカップではスタメンでなくもいい。中島と堂安はお互いに逆サイドの動きをよく見ているし、中島がカットインしてきた時の堂安が動き出すタイミングもいい。息が合っているふたりなので、これからさらにその精度を高めていくべきだ。
 
 第1FWは、大迫である。
 コスタリカ戦の前半、攻撃が今ひとつだったのは前でボールが収まらないことが要因のひとつだった。大迫はポストワークに優れ、裏に抜ける動きもうまく、両足でシュートを打てる。ロシア・ワールドカップではゴールを決めるなどプレーヤーとしての自信を深め、経験も十分。センターフォワードとして1トップでも動けるので、大迫が軸になる。
 
 大迫のパートナーだが、数名試してもいいのではないだろうか。
 候補選手は南野を始め、久保裕也(ニュルンベルク)、杉本健勇(セレッソ大阪)、武藤嘉紀(ニューカッスル)、それに堂安もFWで起用してもいいだろう。大迫はパートナーを選ばないタイプなので、誰と組んでもやれるが、逆に誰と組ませるのがベストなのかは試してみないと分からない。杉本はプレースタイルが久保や武藤らと違うので、大迫を組んだ時の相性が非常に興味深い。
 
 この攻撃のユニットを見て、イメージできるのは、複数の選手が絡み、流れるようなパスワークで崩していくスタイルだ。2013年11月のオランダ戦、複数の選手がパスで絡み、本田圭佑(メルボルン・V)のゴールが生まれた。このようなシーンはもちろん、より多彩な攻撃を実現できる、そんな可能性を秘めたユニットであることは間違いない。
 
 スタメンが東口と昌子以外、ほぼ海外組の選手であることが気になるが、大島、天野純(横浜F・マリノス)ら国内組が意地を見せてスタメンに食い込むアピールができるかどうか。彼らが海外組を脅かす存在になれば選手層が厚くなり、アジアカップで優勝を狙えるメンバー構成が実現するはずだ。
 
文●佐藤俊(スポーツライター)

引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1537961484

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