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香川、開幕3戦連続ベンチ外にドルトムントファン“待望論” 「信じられない」「どこ?」

4-2-3-1採用もベンチ外 チームは若手や新戦力の活躍でフランクフルトに3-1勝利

 ドルトムントは現地時間14日のブンデスリーガ第3節で、元日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトに本拠地で3-1と勝利した。しかし、試合のメンバー表に日本代表MF香川真司の名前はなかった。10代の若手選手や新戦力が軒並み結果を残したなかで、背番号23はルシアン・ファヴレ新監督の下で開幕3試合連続出番なしという厳しい状況が続いている。

 代表ウィーク空けで2週間ぶりの試合。ドルトムントは中断期間に行なわれた練習試合で4得点をマークした19歳のデンマーク人MFヤコブ・ブルーン=ラーセンがスタメン入り。ドイツ代表FWマルコ・ロイス、ドイツ人MFマリウス・ヴォルフとともに2列目に並んだ。中盤はドイツ人MFマフムード・ダフードとデンマーク代表MFトーマス・デラネイがダブルボランチを組む4-2-3-1システムが採用された。

 先発抜擢のラーセンは前半36分、CKキッカーとしてDFアブドゥ・ディアロの先制点をアシスト。1-1で迎えた後半27分には途中出場した18歳MFジェイドン・サンチョのお膳立てから23歳のヴォルフが強烈なシュートで勝ち越し。若手選手が攻撃を牽引し、ドルトムントがリードを奪う。

 さらに、終了間際にはサンチョとのパス交換から、バルセロナから加入したスペイン代表FWパコ・アルカセルが移籍後初ゴールを挙げた。若い力の台頭とともに、ディアロ、ヴォルフ、パコといずれも今季新加入の選手がゴールを挙げた。

 3試合連続メンバー外に終わった香川にとっては厳しい状況は続いている。香川もラーセン同様に中断期間中の練習試合で2アシストとアピールしたが、ファヴレ監督の選択には入らなかったようだ。この日の出場したメンバーの他にも、ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェやアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチという実力者が控えている。

暫定首位を走る中、激しい争いで遅れを取っているが…

 それでも、ドルトムントファンは「背番号23」の復活を心待ちにしているようだ。試合前のメンバー発表で、香川がベンチ外となったことが判明すると、ドルトムント公式ツイッターに対して香川を待望する返信コメントが相次いだ。

「シンジはどこ?」
「理解できない」
「カガワは? ヴァイグルは?」
「テストマッチではブルーン=ラーセンとカガワがベストプレーヤーだったのに」
「なんてことだ! 香川はどこだ? 彼はメンバー入りにふさわしい!」

 香川不在はファンにも驚きを提供しているが、チームは開幕3試合負けなし(2勝1分)で暫定首位に浮上するなど結果は出ている。ここまではライバルたちとの激しい争いで遅れを取っている香川は、再びレギュラーポジションを手にすることができるのだろうか。


https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180915-00135614-soccermzw-socc

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