1: ほニーテール ★ 2018/09/01(月) 1 15:29:57.22 ID:CAP_USER9
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ドルトムントは現地時間26日、ブンデスリーガ開幕戦においてRBライプツィヒを相手に4-1と快勝を収めた。同20日に行われたドイツカップ1回戦でベンチ外となっていた香川真司だが、この試合でも引き続きベンチに入ることはなかった。ルシアン・ファブレ新監督の戦術に香川はマッチしないのか? 現地在住記者が現状を読む。(取材・文:本田千尋【ドルトムント】)

●中盤は守備的なトライアングルに

 8月26日に行われたブンデスリーガの開幕戦。ボルシア・ドルトムントは、RBライプツィヒに4-1で勝利した。香川真司は、20日に行われたDFBポカールの初戦に引き続き、2戦連続でベンチ外となった。

 24日に行われた会見で、ルシアン・ファブレ監督は、香川のポジションを「9.5番、10番として考えている」と語ったが、ライプツィヒ戦での背番号23の起用については明言しなかった。

 実際、対ライプツィヒ戦でファブレ監督が採用した[4-3-3]の布陣においては、香川のようなタイプの選手が居場所を確保するのは難しかったと言えるだろう。中盤は、アクセル・ヴィツエル、トーマス・ディレイニー、マフムート・ダフートの3枚で構成。

 基本的にはヴィツェルのワンボランチ、インサイドハーフにディレイニーとダフートが並ぶ逆三角形の形だが、試合中に3人の選手は流動的にポジションを取った。ダフートにボールを預けてヴィツェルが前に行くことがあれば、ダフートが下がってビルドアップに参加することもあった。

 もっともビルドアップの際に、例えばダフートがSBとCBの間に降りてきてボールを貰い、前を向いてパスを配給する、といったプレーが行われることはない。ディレイニーとダフートは、ゲームを作るインサイドハーフではなくて、前後の切り替えに長けた8番タイプとして起用されていた。

●求められるのは創造性ではなく…

 ライプツィヒは、ボールを奪えば縦に縦に繋ぎ、ゴールを最短で狙ってくる。まずは縦に繋いでくる速攻を避けるために、ディレイニーとダフートは、相手のダブル・ボランチにフタをする役目を担っていた。

 また、ディレイニーとヴィツェルの正確なショートパスは、不用意なボールロストを避け、敵のカウンターを未然に防ぐことに繋がったと言えるだろう。

 ボールを奪えば、すぐにマルコ・ロイスやクリスティアン・プリシッチに素早くパスを送るなど、攻撃面でも素早い切り替えが求められている。そこで必要とされているのは、創造性というよりは、素早く前に攻撃を展開できる技術だった。

 このように、例えばトーマス・トゥヘル監督やピーター・ボス、ペーター・シュテーガー監督時代に採用された[4-3-3]と、見てくれは一緒かもしれないが、中身がまるで違う。中盤は守備に比重を置きながら、57分の場面のように、ボールを奪えば複数の選手がトップスピードに乗って敵のゴールに迫った。

 悪く言えば攻め方に緩急がないが、良く言えば相手の陣形が整わない内に攻め立てることができる。試合終了間際には、ダフートが敵のCBコナテからボールを奪い、そこからカウンターに出て、ジェイドン・サンチョとロイスの2人でダメ押し弾を決めた。

●香川は残留でも出場機会は先に?

 ファブレ監督は、香川のポジションを「9.5番、10番として考えている」と語った。だが、そもそもライプツィヒ戦で採用した[4-3-3]に、「10番」のポジションは存在しなかった。「9.5番」は、ワントップに入ったロイスがこなしている。ワントップのポジションを香川がこなすことは難しい。

 また、決して香川が切り替えが遅く、守備意識が低いということではないが、そうしたディフェンシブな持ち味については、先発の3人の方が上回ってしまう、ということだろう。

 こうした理由で、対ライプツィヒ戦でファブレ監督が採用した[4-3-3]の布陣においては、香川が居場所を確保するのは難しかったと言えるのではないか。

 ファブレ監督は、戦術のバリエーションを広げることも示唆している。それが「10番」を活用するものであり、また、ワントップではなく違った形で「9.5番」を活用するものであれば、香川にもチャンスが巡ってくるはずだが・・・ただ、チームが戦術の幅を広げるには時間が掛かる。
香川が8月中に他のクラブに移籍しなかったとしても、試合でプレーの機会が巡ってくるのは、しばらく先のことになってしまうかもしれない。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180827-00010001-footballc-socc



999: 風吹けば名無し 2099/01/01(月) 00:00:0.017 ID:sakarabo1999



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