サッカー_01

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1: 2018/07/12(木) 20:23:30.20 ID:CAP_USER9
■アーセナル前監督 ベンゲル氏は22億円

通称「ポイチ」。混迷するサッカー日本代表次期監督人事は10日までに、W杯ロシア大会で西野朗監督(63)の下でコーチを務め、2020年東京五輪代表監督も兼務する森保一(もりやす・はじめ)氏(49)が最有力候補に躍り出た。

看板倒れの外国人監督はもういらない。“オールジャパン”体制に舵を切った形だ。その見通しと課題を探る。 (夕刊フジ編集委員・久保武司)

森保氏が最有力候補として浮上した背景には、W杯ロシア大会開幕2カ月前にハリルホジッチ前監督が電撃解任され、急きょ西野監督が就任するにあたって、やむなく組織された、スタッフ全員が日本人の“オールジャパン”態勢がある。そこで生まれた最高のムード、そして2大会ぶりの決勝トーナメント進出という成功があった。

当初は西野監督の続投が有力だったが、決勝トーナメント・ベルギー戦での采配が批判を浴びたことなどから、本人が固辞。となると、オールジャパン態勢を継承し発展させられる人材は、もはや森保氏以外に見当たらない。

森保氏の最大の強みは「彼がひとの悪口を言うのを聞いたことがない」といわれる人柄だ。
「ポイチ(森保監督)には敵がいない。彼が代表監督になれば、協会、Jリーグ関係者が一致して“ポイチ応援団”を結成。万全の支援態勢を敷くだろう」(日本代表OB)といわれる。

J1広島の監督としてJ1優勝3度(12、13、15年)、最優秀監督賞3度(同)の実績も、日本人の指導者ではピカイチといえる。逆に弱みを挙げるなら、やや地味なイメージで、国際的な実績はほぼ皆無という点。

しかし、外国人監督の「国際的な実績」も当てにはならない。たとえば、一時次期監督の最有力候補と噂された、ユルゲン・クリンスマン氏(53)もしかり。
同氏の最大の功績は、ドイツ代表監督として母国開催の2006年W杯で3位に入ったことだが、これは当時のヘッドコーチで現代表監督のヨアヒム・レーウ氏(58)が、
練習メニューから選手掌握、揚げ句戦術に至るまで全てを取り仕切ったおかげと専らだ。「サッカー関係者なら誰でも知っていること」(Jリーグ関係者)といわれる。

日本サッカー協会の田嶋幸三会長(60)は10日、W杯ロシア大会準決勝以降の視察に向かう成田空港で「(クリンスマン氏の就任は)99%ない」と断言。事実上消滅した。
このように日本代表監督候補として名前が挙がる外国人は、評判と実像に格差があるケースがほとんどだ。

夕刊フジ / 2018年7月12日 17時0分
https://news.infoseek.co.jp/article/00fujispo1807120003/ 
というのも、日本協会が代表監督に出せる年俸は2億5000万円が精いっぱい。世界的な超一流監督をこの金額で呼ぶことは、まず不可能だ。いま代表監督の年俸相場を引き上げているのは中国で、マルチェロ・リッピ監督(70)はW杯ロシア大会の本大会出場を逃したものの、19年10月まで契約があり、年俸は36億円といわれる。

 今回のW杯ロシア大会出場国で最高年俸監督は前出のドイツ代表・レーウ監督で5億円。史上初の1次リーグ敗退に終わり解任危機に陥ったが、22年まで契約を結んでいたため今月3日にドイツ連盟が続投を発表した。

 本当に年俸が高いのは、代表監督よりも、欧州名門クラブの監督だ。試合数からして代表チームとは比べものにならないのだから当然。世界的な名監督の相場は年俸10億円が最低ラインだ。

 かつてJリーグ名古屋を率いた経験があり、日本協会が過去に何度もオファーを出したアーセン・ベンゲル氏(68)も、今季限りで22年間在籍したイングランド・プレミアリーグの強豪アーセナル監督の座を退いたが、年俸は22億円。22年間の総額は484億円に上る計算だ。日本協会が外国人監督にこだわるなら「年俸5億円以上は用意すべきでしょう。2億円台では当たり外れが大きすぎる」(某選手の代理人)といわれるが、現実的ではない。

 依然として、外国人監督の日本協会への売り込みは引きも切らないが、断固として日本人監督の擁立、育成に舵を切るべき時期と協会は判断したようだ。

 次期監督人事は、順調に進めば20日の技術委員会で検討され、26日の理事会で正式決定する。

 “森保監督”が誕生すれば、9月から11月に行われるキリンチャレンジ杯6連戦は、現代表と若い五輪世代の融合チームを率いデビューを飾ることになりそう。

 2年後に控える原則23歳以下の東京五輪代表との兼務は難問。森保氏を日本代表に専念させ、東京五輪代表監督には別の人材を据える手もある。しかし現段階では、当面東京五輪での金メダル獲得に全力を注ぎ、その結果や、五輪世代の選手の成長ぶりで森保氏の手腕を評価。改めて22年W杯カタール大会へ向けて態勢づくりを行うシナリオが有力視されている。

 ひょっとすると2年後になれば、名波浩J1磐田監督(45)、長谷川健太氏(52)らも腕を上げ、森保氏の対抗馬として名乗りを上げているかもしれないのだ。


引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1531394610

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