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本田、フル出場で同点弾アシスト…敵地でのローマ戦はドロー

9日に行われたセリエA第19節、ローマ対ミランの一戦は、1−1の引き分けに終わった。ミランMF本田圭佑は、右サイドでフル出場し、1ゴールをアシストした。

どちらも監督の去就が話題になっている中での大一番。良いスタートを切ったのは、ホームのローマだった。開始15秒ほどでサディクがシュートを放つ。これはミランの若き守護神ドンナルンマの好守に遭うが、やんわりと試合に入ったミランに襲いかかった。

すると、4分にあっさりと先制する。右サイドの浅い位置からFKを得たローマは、ピアニッチがファーサイドへパス。ミランの守備は大外を走り込む2人をフリーにしてしまい、リュディガーがゴールを挙げた。

20分にもピアニッチのCKからチャンスをつくったローマは、さらにゴールを重ねそうな雰囲気だった。

しかし不安定な時間を耐えたミランは、次第に落ち着きを取り戻していく。1点差のまま前半を終えると、後半はミランが反撃に転じた。

50分、ペナルティーエリア右のバッカが外に叩くと、本田が左足でファーサイドにクロス。クツカが競り勝って、ヘディングで決めた。

ミランは57分、復帰したボアテングを投入。前線に活力が生まれる。これでさらに加速したミランに対し、ローマは失速。前半のハイペースが効いたのか、ミスが目立つ。

ミランは64分にバッカのシュートがクロスバーを叩くなど、惜しいシーンをつくった。

70分、最後の交代カードで長期離脱から戻ってきたトッティを投入したローマだが、我慢の展開は変わらない。

ミランはこのまま勝ち越したいところだったが、終盤のニアン投入も実らず、1−1の引き分けで試合終了。ホームで勝てなかったローマサポーターからは、大きなブーイングが飛んだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160110-00000028-goal-socc
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