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F・トーレス、鳥栖の熱心な“ラブコール”がJ参戦の決め手「彼らのプロジェクトに説き伏せられた」

元スペイン代表FWのフェルナンド・トーレスが10日、サガン鳥栖に加入すると発表。マドリードで開かれた会見に出席した“エル・ニーニョ”が日本について語った。

昨季限りでアトレティコ・マドリーを退団することが決まっていたF・トーレスは、かねてから中国リーグやメジャー・リーグ・サッカー(MLS)のほか、Jリーグ参戦がささやかれてきた。Jリーグクラブでは、サガン鳥栖との交渉も報じられていたが、一時破談に終わったとみられていた。しかし、一転して鳥栖加入が決定。Jリーグ参戦が実現することになった。

F・トーレスは、鳥栖加入を決めた理由として「彼らのスポーツ面のプロジェクトなどに説き伏せられた」と説明。熱心な“ラブコール”に応える形となった。

「サガン鳥栖は僕に興味を持ってくれた最初のクラブの一つだ。彼らのスポーツ面のプロジェクトなどに説き伏せられた。彼らは素晴らしい努力をしてくれた。僕が自分たちのいるべき場所にいるための解決法になると信じてくれたんだ」

さらに同選手は、Jリーグへの知識は「クラブW杯でチームを見るくらい」と正直に明かしつつも、「だけど僕は日本のリーグについて学ぶ機会を得た。とても均衡しているリーグで、いつも各チームの順位は僅差。質素なチームを日本で最も高い場所に行くためにできる限りのことをしたい」と日本での挑戦に意欲を示した。

「鳥栖の試合、イタリア人の監督が使うシステムは見た。自分がどういう役割を務めるのかはわかる。来週から彼らとともに練習に臨む」

ヨーロッパを離れてアジアの島国でプレーすることについては「文化的には全然違うが、それを知るのも素晴らしいことだと思った」とF・トーレス。「友人のイニエスタもいるが、二人にとって素晴らしい挑戦だと思う」と、かつて一時代を築いた盟友とのJリーグ挑戦に意気込んでいる。

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