1:名無しさん@ベクトル空間 ★:2018/06/30(土) 12:16:02.62 ID:CAP_USER9.net
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180630-00000014-nkgendai-socc


日本が7月3日(午前3時キックオフ)の決勝トーナメント1回戦で対戦するベルギーは、何といってもFIFA世界ランク3位の強豪である。欧州最強ベルギーは一体、どんなチームで要注意人物は誰か?

ドイツサッカー協会S級ライセンスを持つ鈴木良平氏は、「マンチェスターC所属のMFデブルイネ(26)がトップ下ではなく、ボランチでプレーしていること自体、ベルギーの強さを物語っている」とさらに続ける。

「デブルイネの持ち味は、相手GKとDFの守りづらいポイントにズバッとグラウンダーのボールを供給してくると思えば、機を見てカットインして中央に入り込んで強烈シュートを放ってくるところ。相手守備陣にしてみたら、実にイヤな選手です。そのデブルイネを攻撃的ポジションから追いやったFWメルテンス(31=ナポリ)、背番号10を背負ったMFのE・アザール(27=チェルシー)らタレントの宝庫です。1989~91年生まれで黄金世代と呼ばれた選手がピークを迎え、2014年ブラジルW杯、16年ユーロを経て完成度の高いチームで乗り込んできた」

そんな強豪相手に日本は、どんな戦い方で挑めばいいのか?
現地取材中の元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が「今の日本代表の攻撃にMF香川は絶対に欠かせません」とこう続ける。

「ポーランド戦で香川は出番なし。日本の攻撃は機能不全に陥りました。香川は自ら突破を図ってシュートに持ち込むだけでなく、1トップの大迫、左サイドアタッカーのMF乾、右のMF原口と連係をとりながら<彼らのポテンシャルを存分に引き出す>ことに長けている。序盤2試合の先発メンバーとフォーメーションに戻し、攻めては香川を中心に好連係をとりながら試合の流れを引き寄せ、守っては吉田と昌子のCBコンビを軸に粘り強く守ることを試合中、徹底してやり抜くしかありません」

4月9日にハリルホジッチ前監督の後釜に納まった西野監督は、W杯本大会までのテストマッチ3試合で3バック、4バックを併用して計14パターンの布陣を試した。

W杯本大会の直前合宿になってメンバー、布陣を固定して1戦目のコロンビア戦、2戦目のセネガル戦に臨んだ。日に日に選手同士の連係、距離感、プレー精度が向上していった。だがポーランド戦で西野監督は、自ら良い流れをブチ壊した。

「準備期間の短かった西野監督はできるだけ早くにメンバー、戦い方を決めて練習、試合を通して<ベースとなる形をつくること>だった。確かに主力選手たちは、2試合をこなして疲労が蓄積。西野監督は疲労回復を最優先に考え、ポーランド戦で選手を大幅に入れ替えたのでしょう。その代償としてチームを熟成させるチャンスを放棄してしまった。大きな判断ミスと言っていい」(前出の鈴木氏)

ベルギーはイングランド戦の終盤に主力DFコンパニー(32=マンチェスターC)をピッチに送り出した。今月2日のポルトガルとのテストマッチ中にケガを負ってリハビリを続けていたが、頼れるDFリーダーが満を持して復帰したのである。

より最強になったベルギーが、日本の前に立ちはだかる――。
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