1: Egg ★@\(^o^)/ 2016/01/06(水) 19:42:01.92 ID:CAP_USER*.net

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ミランMF本田圭佑の発言が、再びイタリアで注目を集めている。
日本のメディアに対する発言が、地元メディアに「再度のクラブ批判」と報じられたからだ。
報道を受け、イタリアでは本田に対するネガティブな反応も生まれている。本田の今回の発言は、本当に叩かれるべきものだったのだろうか。

発端は、共同通信によるインタビューだった。『ジャパン・タイムズ』が1月4日、ウェブ上で英訳したものを掲載している。日本語に訳すると、以下のような発言があった。
「(現状が)自分が思い描いていた画とかなり違っていることは認める」

「でも、それに驚いてはいない。想定外のことに出くわすのは、人生で初めてではないからだ。
将来を見据えるうえで、こういう経験は自分にとって良いことだろう。だから、できる限りポジティブにすべてを吸収している」

「自分がサインしたとき、ミランは厳しい位置にあった。だから、どうなるかは分かっていた。
自分の獲得を望んでくれたのは(当時ミラン監督だったマッシミリアーノ・)アッレグリだったが、それから状況は本当にひどくなっていった。
自分が状況を変える助けになれることを願ってここに来たが、監督たちは解任され、結果、ミランはこの2年半から3年、難しい道の上にいる」

「でも、このクラブにおける勝者の血統はいまだ力強いものであり、そういった血を持つクラブは世界でも限られている。
僕らにはポテンシャルがあるが、自分がいる間に再建できるかどうかはまた別の話だ。すでに僕らは、誰かを獲得し、その選手が一人で修正できることを願う立場にはない」

「この3年で僕ら(ミラン)は誰を獲得した? カカー、ロビーニョ、(マリオ・)バロテッリ、そしてフェルナンド・トーレスがいた。
彼は今、アトレティコ・マドリーで見事にプレーしている。人々はそういうことに気づいていないようだ。じゃあ、ほかには誰がいた?
(サリー・)ムンタリ、(マイケル・)エッシェンだ。本当に優れた選手たちがいたんだ」

イタリアメディアがこの英訳されたコメントに「クラブ批判だ」として飛びついたのだとしたら、誤訳、あるいは悪意を伴った曲解だと言わねばならない。
本田は自らも含めて、ミランがこの数年苦しい立場にいることを認めている。これまで優れた選手を擁してきたが、状況は誰か一人の力で一気に好転させられるものではない、と語っている。
つまり、 “構造改革”が必要だと訴えた昨年10月の日本メディアに対する発言に通じるものがあり、その考えは一貫している。

しかし、本田の意図が現地で正しく伝わっているかというと、クエスチョンマークをつけざるを得ない。
昨秋の発言も「マンチェスター・シティやパリ・サンジェルマンのような多額の補強が必要」と、大金を使った補強を求めているかのように報じられた。
今回も、「ミランは監督を代えすぎだ」といったニュアンスで伝えられている。

なぜ、イタリアメディアで本田の意図が正しく伝わっていないかは分からない。1月にライバルが加入して、本田の立場がさらに苦しくなると予想されるからか。
強気の日本人が気に入らないのか。いずれにせよ確かなのは、ミランの背番号10の発言をメディアは放っておかないということだ。
10月の発言をめぐる報道も、反響は大きかった。それに味をしめ、本田がミランについて発言したら飛びつこうという商売意識も、イタリアメディアの中にあるのかもしれない。

>>2以降につづく

GOAL 1月6日(水)19時24分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160106-00000025-goal-socc

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