1:Egg ★:2018/05/31(木) 15:23:54.75 ID:CAP_USER9.net
西野ジャパン初陣となったガーナ戦を分析

西野ジャパンが初陣となった30日のガーナ戦で0-2と黒星発進したことを受け、ロシア・ワールドカップ(W杯)初戦で対戦するコロンビアの地元メディアは、3バックをテストした日本の新戦術の弱点を指摘した。

「AS」コロンビア版は「コロンビアが付け入るべき新生ジャパンの破綻」との見出しで、西野ジャパンのウイークポイントを指摘。日本代表がシステムを3-4-2-1に変えたことについて触れ、「指揮官はロングボールでの競り合いを避け、ゴールキックからのボールポゼッションを選手たちに要求したようだ」と、その戦い方の変化について分析した。

「ピッチ中央の選手が、前線よりもサイドにパスを出すことで、選手たちを流動的に動かすことが鍵になっていた」とした上で、「中盤の両サイドの選手が絶え間なく攻撃参加し、3者間でのパスやワンツーパスを使って前線への素早い攻撃を仕掛けていた」と、日本の攻撃面での狙いを指摘。攻撃の中心選手として、FW武藤嘉紀、MF香川真司、FW岡崎慎司、MF柴崎岳、FW本田圭佑の5人の名前を列挙している。

こうした西野ジャパンの特徴を逆手に取って、コロンビア代表がすべきこととして挙げたのは、以下の3点だった。

1. サイド攻撃
2. 敵陣での相手へのプレッシャー
3. 一つのオプションとしてのカウンター攻撃

敵陣からのプレッシャーがコロンビアの生命線に

その内容に関しては、まず一つ目の「サイド攻撃」は日本の両サイドの選手が攻撃参加した後方のスペースに対し、MFフアン・クアドラード、FWホセ・イスキエルド、FWルイス・ムリエル、さらには両サイドバックのDFサンティアゴ・アリアスとDFフランク・ファブラのスピードや能力を生かし、日本の3バックに対して数的優位に立ってペナルティーエリア内に侵入することが大切だとしている。

続いて二つ目の「敵陣での相手へのプレッシャー」については、日本は自陣でボールを奪った後、ロングボールを使わず、注意深くショートパスをつないで攻撃を展開してくるという。それに対し、30日の試合ではガーナが敵陣でプレッシャーをかけてボールを奪っており、それがコロンビアにとっても日本からボールを奪うための生命線になると伝えた。

そして最後の「一つのオプションとしてのカウンター攻撃」については、日本はボールを失った後の戻りが速く、両ウイングバックも絶え間なく動くことで攻撃陣をサポートしているが、その戻りはあまり秩序だっておらず、その空いたスペースをボランチの選手が常にカバーしていたという。日本にとっては、両サイドの選手が攻撃参加した後のスペースを、コロンビアの攻撃陣に素早く突かれないようにすることが、守備面での成功を導く鍵となりそうだ。

つづく

フットボールZONE 5/31(木) 14:01
2018-05-31_16h51_52
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180531-00107590-soccermzw-socc
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