◆ブンデス◆マインツ武藤嘉紀、マンＵ獲得報道も「マインツでやっていく」

　日本代表ＦＷ武藤嘉紀（２３＝マインツ）が１日、ドイツへ出発した。羽田空港発の航空機に搭乗前、取材に応じた。

　年末にはプレミアリーグの名門マンチェスターＵから獲得に関心を示されていると、英紙で報じられ「見ていただいていることはうれしく思えるけど、自分の力をしっかり考えながらどうすべきかしっかりと考えていきたい」と率直な気持ちを語った。

　昨夏、同じくプレミアリーグのチェルシーかオファーを受けながら、ブンデスリーガのマインツ移籍を選択。すぐに１トップとして定着し、前半戦だけで７得点の活躍を見せている。

　「このタイミングでそういう話になるとは思っていなかった。ただ、自分の実力だとか立ち位置がちゃんと分かってから話を受けたい。チェルシーの件があって、冷静に自分で考えられるようになった。ベストな判断ができればいい」

　現時点ではビッグクラブへ挑戦するタイミングではないと、考えている。実際に正式オファーはまだきていない。「マインツでやっていくと思います」と後半戦を見据えている。

　将来的に欧州トップに通用すると自信を持てたとき、プレミアなどに挑戦したい気持ちは以前から強かった。「ドイツで『武藤は止められないな』と思わせるくらいの選手にならないといけない」。まずはブンデスでさらに磨きを掛けていく。２３日のインゴルシュタット戦で再開するリーグ戦に向けて、チームに合流する。

⇒武藤嘉紀マンＵ獲得報道も「マインツでやっていく」（nikkan）