1:3倍理論 ★:2018/05/24(木) 13:38:51.87 ID:CAP_USER9.net
今シーズン限りでアトレティコ・マドリードを退団する、元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス選手の移籍先に、Jリーグのサガン鳥栖が浮上している。

スペイン紙『マルカ』が報じたもので、ヴィッセル神戸入団が注目されるアンドレス・イニエスタ選手とともに、リーガ・エスパニョーラの大物選手が日本にやって来る可能性が出てきた。

トーレス選手はアトレティコの一員として、2015年にサガン鳥栖との親善試合に出場したことがある。
リーガ通算100得点も達成した元スペイン代表

アトレティコの下部組織出身のトーレス選手は、2001年にトップチームデビューを果たし、リーガで5年連続二桁得点をマークした。2000年代後半には活躍の場をイングランドに移してリバプール、チェルシーでプレーした。

2015年にアトレティコに復帰したトーレス選手は、2018年4月15日の試合でリーガ通算100得点を達成し、アトレティコで最後の試合になった最終節では2ゴールを奪う千両役者ぶりも発揮した。

スペイン代表としても100試合以上に出場し、欧州選手権(EURO)やワールドカップ(W杯)制覇も経験している。
大物の来日はDAZNマネー効果?

まだトーレス選手のサガン鳥栖入りは決定したわけではなく、北米メジャーリーグサッカー(MLS)のシカゴ・ファイア入りが有力とする報道もあるが、争奪戦への参加でサガン鳥栖の名前は一躍世界に発信された。

人口7万3000人の小さな街をホームタウンとする日本の地方クラブに、世界中の注目が集まっている。

今回のオファーを実現させた背景としてサッカーファンからは、DAZNと放映契約を結んだことによる高額の分配金、いわゆるDAZNマネーの力とする声が出ている。

出身地のクラブへ積極的に出資

ヴィッセル神戸を運営するのは楽天ヴィッセル神戸株式会社。インターネット通販大手の楽天市場でも知られる同グループでは、野球の東北楽天ゴールデンイーグルスの運営、FCバルセロナとのスポンサー契約、ゴールデンステイト・ウォリアーズとのパートナーシップ契約などスポーツ事業へ積極的に投資している。

ヴィッセル神戸では、昨年元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ選手のJリーグ入りを実現させ、サッカーファンを驚かせた。

中国スーパーリーグ入りが噂されていたイニエスタ選手を獲得するため、今回も巨額の年俸を用意したと伝えられている。

一方のサガン鳥栖は『グランブルーファンタジー』などを運営するゲーム会社、Cygamesと2015年7月にスポンサー契約を結んだことが追い風になっている。

楽天の三木谷浩史会長は神戸出身、Cygamesの渡邊耕一社長は佐賀出身。ともに地元のクラブへ多額の出資を行ってきた。

過去のインタビューで渡邊社長は、なぜサガン鳥栖のスポンサーになったのかと問われ、元気がなくなっていく地元を元気づけたかったと答えている。

もちろん選手を獲得するのは活躍してもらって、チーム成績を上向かせたいのが一番の理由だろう。しかし、地方の衰退が叫ばれる昨今、大物選手の獲得はJリーグが地方創生の一翼を担う方法なのかもしれない。
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https://spread-sports.jp/archives/3713
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