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1: 2018/05/19(土) 01:33:37.55 ID:CAP_USER9
柴崎と大島は、ひとつの椅子を巡ってガーナ戦に挑むことに

ガーナ戦に挑む日本代表、27名が決まった。

基本的にはハリル路線を踏襲したメンバー選出になっており、西野朗監督のオリジナル性はほとんど見られない。

Jリーグで活躍した永井謙祐、さらに3月の欧州遠征で結果を出した中島翔哉が外れるなど、非常に堅いメンバー構成になったという印象だ。
 
残念なのは、清武弘嗣、今野泰幸、小林悠の落選だ。彼らは怪我、コンディションの問題があり、メンバー入りを果たせなかった。
とりわけ今野は西野監督が非常に期待し、中軸に考えていた選手で断腸の思いでメンバーから外したという。
いずれも怪我なくプレーしていればロシアの舞台に立てた選手たちだけに運がなかった。
 
気になったのは、過去グループリーグ突破を果たした大会には必ずベテラン枠となる選手がいたが、この27名のなかに見当たらないことだ。
日韓大会では中山雅史、秋田豊。南アフリカ大会では川口能活らベテラン枠の選手が果たした役割は非常に大きいと言われている。

今回は短期間にチームをまとめていく難しさがあるだけに、中山たちのような存在がより必要とされると思うのだが、実は西野監督はアトランタ五輪の時、オーバーエイジ枠を蹴って同世代だけで戦っている。今回は必要なしと判断したようだが、果たして、その決断が吉と出るか。
 
基本的に、この27名からワールドカップのメンバー23名が選出されることになるが、過去のメンバー編成はGK(3)、DF(8)、MF(8)、FW(4)で3-8-8-4になっている。それに当てはめると今回発表されたメンバーはGK3名、DF8名、FW4名で人数的にピタリとハマっている。怪我などない限り、この面子でほぼ決定だろう。
 
FWには故障を抱えている岡崎慎司が選出されているが、たとえスタメンで出場しなくても腐らずチームのために貢献できる選手。
南アフリカでも悔しさを噛みしめつつサブ組を盛り上げていたので、外れることはないだろう。
 
そうなると12名の選手が選ばれたMFから4名が外れることになる。
パっと見て気づくのはボランチの選手が多いことだ。
 
長谷部誠、青山敏弘、大島僚太、三竿健太、井手口陽介、山口蛍、柴崎岳の7名が選出されている。
柴崎はトップ下など攻撃的MFとしてもプレー可能だが、プレースタイル的には大島とかぶる。ふたりは、ひとつの椅子を巡ってガーナ戦に挑むことになるだろう。

サッカーダイジェスト 5/18(金) 17:23配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180518-00040557-sdigestw-socc&p=2
攻撃的MFで、浮いた存在になっているのは香川だ
 
長谷部と井手口は、ロシア行きが確実だ。
井手口はクラブで試合出場が限られており、試合勘がなく、コンディションが心配されていたが問題はないだろう。

スペインでは強度の高い練習を重ねており、前例もある。日韓大会の時、稲本潤一は所属したアーセナルでリーグ戦で1試合も出場がないままワールドカップを迎えたが、
大会までの間にコンディションを整え、ベルギー戦、ロシア戦でゴールを決めるなど大活躍した。稲本と同じガンバの血の継ぐ井手口だけに、本大会ではブレイクする可能性を一番秘めていると言える。
 
残りの1枠を青山、三竿、山口の3名が争うことになるだろう。青山をあえてこのメンバーに入れたのは広島で調子がいいからだけではなく、西野監督なりの何か計算があるからだろう。
ちなみに、この3選手はベテラン、中堅、若手と年齢的にもスタイル的にもそれぞれ異なる。西野監督は若手選手の登用をガンバ時代から貫いてきたことを考えると、三竿に大きなチャンスが与えられるかもしれない。
 
そして、最大の注目が攻撃的MFだ。
 
本田圭佑、乾貴士、香川真司、原口元気、宇佐美貴史の5名が選出されている。

ここで浮いた存在になっているのは、香川だ。ブンデスリーグの最終節に復帰したが、本調子には程遠い。コロンビア戦まで復調を見込めるかどうかをガーナ戦までに見極めることになる。
コンディションが間に合わないとなれば香川が外れて、残りの4名で決定だ。復調可能という判断がされれば、MFから選手を外すのではなく、FWの枠を削るのではないか。
その際、ラストシートは武藤嘉紀と浅野拓磨の争いになるだろう。
 
西野監督がどう戦うのかは、正直なところ、このメンバーだけでは見えない。4人のFW編成を見ると2トップの可能性があるし、遠藤航が入ったところを見るとアンカーを置くシステムも捨てきれない。
ただ、本大会まで時間がないので練習からほぼメンバーを固定し、連係を確認しながら戦い方を落とし込んでいくはずだ。ガーナ戦は選考試合ではなく、本大会の初戦に近いメンバーで戦うことになるだろう。
 
そのピッチに誰が立っているのか。
30日ガーナ戦までの10日間は、極めて重要な期間になる。
 
取材・文●佐藤俊(スポーツライター)

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引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1526661217

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