1: 名無し@サカサカ10 2018/05/18(金) 19:44:04.32 _USER9

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岡崎はサイドで起用される可能性もありそうだ

 2018年5月18日、同30日のガーナ戦に向けた代表メンバー27名が発表された。GKは川島永嗣、中村航輔、東口順昭、DFは吉田麻也、長友佑都、酒井宏樹、槙野智章、酒井高徳、昌子源、遠藤航、植田直通。MFが長谷部誠、青山敏弘、本田圭佑、乾貴士、香川真司、山口蛍、原口元気、宇佐美貴史、柴崎岳、大島僚太、三竿健斗、井手口陽介で、FWは大迫勇也、武藤嘉紀、岡崎慎司、浅野拓磨という顔ぶれだった。
 
 この中で重要戦力と言えるのが、西野監督曰く「代えが利かない」本田、香川、岡崎のビッグ3。彼らを同時起用するなら、おそらく4-1-4-1システムが最もしっくりくるだろう。GKは川島、4バックの最終ラインは右から酒井宏、吉田、槙野、長友で、アンカーは長谷部。そして、その前の4枚が右から岡崎、香川、本田、原口で、1トップが大迫となる。
 
 西野監督の岡崎に対するコメント──「運動量が高いというだけでなく、常に2つ3つ先のプレーに対する彼のプレーの貢献度や献身度、それはチームに絶対に欠かせない」から判断すると、サイドでの起用もありそうだ。
 
 香川と本田のインサイドハーフでの同時起用は守備面での強度という点で不安が否めない。とはいえ、指揮官がふたりついて「代えが利かない」と明言している以上、こういう使われ方も想定できる。
 
 もっとも、4バックで戦うかどうかも定かではない。一部の報道によれば、長谷部を最終ラインに組み込む3バックシステムの採用もあるという。

トップ下は本田で2トップが大迫と岡崎だと、香川は…

 3バックを前提とした場合、まず考えられるのは本田をトップ下に置く3-4-1-2システムだ。GKは川島、3バックは吉田、長谷部、槙野。ウイングバックは右が酒井宏で、左が長友、ボランチの一枚は山口がおそらく確定で、もう一枚は柴崎か大島か。サッカーセンスは本物の大島は怪我さえなければ西野ジャパンの中心的存在になれるポテンシャルを秘めているだけに、もしかしたら柴崎を押しのけてスタメンを張る可能性はある。
 
 トップ下は本田で2トップが大迫と岡崎だと、香川は残念ながらバックアッパーという立ち位置になりそう。現在のコンディションで単純比較すれば、トップ下のレギュラーは香川よりも本田が相応しい。
 
 本田と香川の同時起用にこだわるなら、3-3-2-2システムという手もある。GKと3バックは前述した通りで、その前の3枚が酒井宏、山口、長友、シャドーの2枚が香川と本田で、2トップが大迫と岡崎。ただ、攻守のバランスを考えると、かなり攻撃的でリスキー。日本が弱者のワールドカップという舞台を踏まえれば、現実味に乏しいシステムになりそうだ。
 
 西野監督はビッグ3について「代えが利かない」と言うが、3バックシステムを前提とした場合の3人同時起用はなかなか難しい。

西野ジャパンの全容は今なお見えてこない

 またヴァイッド・ハリルホジッチ監督の下では最重要戦力のひとりだった原口の起用法も3バックにこだわると見えにくい部分がある。シャドーかトップ下か、それともウイングバックか。デュッセルドルフでは4-4-1-1システムの左サイドハーフを任されていただけに、3バックシステムにはまるかは分からない。
 
 結局のところ、「コロンビア戦に向けて、正直、まだ画が描けない」西野監督のメンバー選考からは、判断材料が乏しすぎて戦術もスタメンも読みにくい。本来なら、なにより大事なコロンビアとの初戦に向けて戦術を練ったうえで、それを体現できそうな選手をピックアップしていくのがセオリーだろう。しかし、「画が描けない」ということはとりあえずメンバーを選んだという段階なのかもしれない。
 
 不確定要素が多すぎて西野ジャパンの全容は今なお見えてこないが、ひとつ確かなのは本田、岡崎、香川のコンディションがチーム作りに大きな影響を及ぼすということだ。依然として彼らに頼るような体制はどうなのか。中島翔哉のような活きの良い選手を選んでくれたほうが、“ワクワク感”はあったが……。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180518-00040534-sdigestw-socc&p=2

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