1: 名無し@サカサカ10 2018/05/09(水) 06:29:10.67 _USER9
写真
no title


日本代表はハリルホジッチ監督を突如解任した。ロシアワールドカップ開幕まで2ヶ月に迫った段階での監督交代はネガティブになりそうだが、意外にも大会初戦の相手コロンビアでは脅威論が広がっているという。現地大手紙「エル・エラルド」の記者が感じた西野ジャパンの脅威とは?(文:ケンジ・ドク「エル・エラルド」)

90分の悲痛な叫び…! ハリルホジッチ前日本代表監督が心境を吐露【記者会見ノーカット】

●突然の監督交代。ライバル・コロンビアの反応は?

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の電撃解任により、日本サッカー協会(JFA)は元日本代表・西野朗を新監督に任命した。

 2015年に就任したボスニア人監督は結果を出せず、途中退場となったようだ。3月23日に行われた国際親善試合の対マリ戦を1-1で引き分け、27日の対ウクライナ戦では1-2で敗戦している。おそらく、ハリルホジッチの防御スタイルが日本側の反発を招き、このような事態につながったのだろうと予測する。

 西野は1990年まで現役サッカー選手であり、日本代表として12試合に出場経験がある。引退後は指導者にまわり、U-20やU-23の日本代表監督として頭角を現してきた。監督として、特に弱小チームだったガンバ大阪を強豪へと押し上げた手腕で知られ、多くのタイトルももたらしている。

 日本代表を采配できるという指導者としてこの上ない名誉にあっても、サムライブルーの「新監督」は6月に向け頭の痛いミッションを抱えている。ペケルマン率いる我らがコロンビアは、西野が踏み越えなければならない最初の「蛇」だ。また他にグループH組に属するポーランドとセネガルには、それぞれロベルト・レヴァンドフスキやサディオ・マネといった天才が控えており、楽観を許さない。

 コロンビアの報道では、日本がこの時期に監督交代したことについて様々な意見が聞かれている。意外にも、「グループHにとって脅威となる可能性」の指摘が根強い。西野はU-23などの日本チームの経験から、国内外問わず台頭している若い選手の特徴に詳しいからだ。潜在性のある選手の発掘では、彼の目は確かだろう。

 例えば、西野はブンデスリーガ所属の長谷部誠をほかの“仕事のできる”選手と組ませ、縦の攻撃を強化することができるだろう。

 また、パチューカに在籍する本田圭佑の変化は折り紙つきだ。中盤に欠かせない稀有な選手となり、今年最初の2ヶ月間で4得点4アシストの成績を叩き出している。西野にとってこれ以上ない爆発装置だろう。

●西野ジャパンへの脅威

 ミッドフィルダーとしてすでにドルトムントで実績のある香川真司については何を言えるものか。「サムライブルー」として、新監督の采配の下、大暴れするだろう。コロンビアのスポーツ記者で、長谷部・本田・香川の能力を疑う者はいない。日本は良い試合を見せてくれるはずだ。西野は監督として、若手とこれらスター選手を活かした采配ができる。

 しかし、甘いコメントばかりではない。監督を試合直前に交代するなど、チームサッカーに致命傷だという指摘はやはり多い。単純に、対戦選手の分析や自国選手の采配にかける彼の持ち時間は少なすぎる。

 西野は就任会見でこう言った。「勝つ確率を高めていくには、選手たちのプレー、本来持っているパフォーマンスをしっかり出させる。選手たちのパフォーマンスを代表チームの中でもしっかり出していける。そういう状況を求めていきたい」。その上で、「予選(グループリーグ)は突破したい」と。

 ワールドカップ前の腕試しとして、日本はガーナと対戦する。新監督にとっては最初の通知表となるほか、ワールドカップメンバーの最終選考となる。

 そしてワールドカップでは、日本は最初にコロンビアと対戦する。もちろん、新監督と選手は我々を破るための戦略をはりめぐらせているだろう。天才ハメス・ロドリゲス、ジミ・チャラ、クアドラード、ファルカオ……。西野のいう通り、これらを突破する完全な戦略なくして、試合に臨むことなどまさかありえないのだから。

 私は、日本代表は脅威になりうると思っている。西野は日本サッカーに精通し、コロンビアを突破するための采配をふることは、彼にとって難しいことだとは思わない。日本対コロンビア戦は、ロシアワールドカップで最も面白い試合の1つになると信じている。

(文:ケンジ・ドク「エル・エラルド」)

5/8(火) 10:50配信 フットボールチャンネル
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180508-00010001-footballc-socc

続きを読む