1:Egg ★:2018/05/06(日) 07:58:29.21 ID:CAP_USER9.net
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FW本田圭佑(31)=パチューカ=が5日、ロシアW杯メンバー入りを見据え、関東近郊のグラウンドで約1時間の自主トレを行った。インターバル走などランニング中心のメニューをこなした最後にはFKの練習に取り組んだが、ゴール右上付近を狙ったシュートは、ほとんど決まらなかった。

練習後は集まった数人のファンのサインに応じるなど、リラックスした様子で、手を振って会場を後にした。

5/6(日) 7:04配信 スポーツ報知
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180506-00000004-sph-socc

メキシコリーグでのシーズン全日程が終了し4日に帰国した日本代表FW本田圭佑(31=パチューカ)が5日、連日のハードトレーニングで汗を流した。4日に続いて東京近郊のグラウンドで約1時間、専属分析官、個人アシスタントなど4人のスタッフとともに、ピッチ1面を借り切ってフィジカル強化に取り組んだ。

メニューに苦心しながら体を動かし続けていた。到着し着替えを済ませると、すぐに走り始めた。ピッチのゴールラインからゴールラインの往復を43秒で走り、40秒のインターバルを設けて7本、さらに8本目からはインターバルを30秒に縮めて心肺機能の負荷を上げた。

給水タイムをはさむと、今度はゴールラインからゴールラインへ20秒、そのままジョグで20秒のインターバルをはさんで10本。すでにあごから汗をしたたらせ、トレーナーの刻むタイムに従って黙々と走る。ゴールラインまでのインターバル走が終わると、次はハーフラインまで10秒で走り抜け、インターバル10秒をはさんで10本。全力とは言えないが、7割~8割のダッシュは最後までキープした。

再び給水タイムを設けると、試合形式の練習ができないための補強という意味合いか、1分弱の中で常に走り続けながらパートナーとワンタッチパスを繰り返し、コーンのジグザグドリブル、短いダッシュを組み込みながら動き続ける。より実戦に近い状況でコンディションを維持しようとの工夫が感じられた。

最後はFKを蹴って練習を終えたが、FKの精度はよりコースを狙っていることが感じられる内容。
W杯ロシア大会の公式球、アディダス社のテルスター18の感触を確かめるのが狙いのようで、ゴールに入れるというよりも、曲がり方や、蹴り方を変えた時の変化の違いを確認しているようだった。
主にニアサイドを狙い、実戦でFKを蹴るイメージで、壁を越えていかに曲げてギリギリを狙えるか、そのためのボールタッチを繰り返していた。

グラウンド到着から約1時間、効率よく動き、フィジカル強化としてはまずまずのボリュームだったが、試合形式とは程遠い内容だった。対人プレーもできなければ、ターンなどのクイックを入れた素早い動きもできない。スタッフとの練習では球際の争いもできず、当然、試合の中でしか鍛えることができないアップダウンを繰り返す走力は強化できない。コンディションを維持するメニューと感じられたが、この内容が続くようでは、リーグ戦でフィジカルを鍛えるライバルとの差は埋まらない。

4日にメキシコから帰国し、今はできうる範囲でフィジカル維持に努めているが、早急に定期的にレベルの高い試合に出場して実戦感覚を戻すことが求められる。パチューカでのシーズン終盤の本田はパワフルな左足のミドルをたたき込むなど、ようやく本田らしい力強さが見え始めてきただけに、5月上旬にこうした練習環境でしか体を動かせないのは痛い誤算と言える。

本田はもともとスピードはなく、相手と競り合いながらボールを収め、前を向きながら前線にパスを散らす。そのため、相手DFとコンタクトプレーをしながら最初のタッチで自分のボールにすることや、競り合いながらパスコースを見つけ、パスの受け手とのタイミングを合わせた強弱のあるパスが特徴であるだけに、1人での練習には限界がある。2部練習などでゲーム形式の練習を取り入れているならば話は別だが、現状のメニューのままではコンディションは緩やかに落ちてしまう危険すらある。

練習後はファンが4人、通り掛かった犬の散歩をしていた女性の計5人が本田が引き揚げる瞬間に声援を送っていた。ファンに丁寧にサインをして応じるなど、本田の表情は穏やかだったが、せっかく調子を戻しつつあったプレーの質を、この大事な時期にきて失いかねない練習環境では、本田の心中も穏やかではいられないはずだ。

5/5(土) 20:26配信 日刊スポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180505-00200008-nksports-socc
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