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1: 2018/05/04(金) 00:39:32.36 ID:CAP_USER9
日本サッカー協会の解任理由と一致しないハリル氏の反論内容

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日本代表前監督のバヒド・ハリルホジッチ氏の会見が先日行われ、日本サッカー協会の解任理由の説明と合わないところが出てきている。

 ハリルホジッチ氏によると、選手とのコミュニケーションの問題は「なかった」という。これは技術委員長だった西野朗新監督の見解ともほぼ一致している。3月のベルギー遠征の2試合(マリ戦/1-1、ウクライナ戦/1-2)は結果、内容とも低調だったから、選手たちが一致団結して盛り上がっているような状況でないのは容易に想像できるわけだが、だからといってチームを維持できないほど危機的でもなかったというのが現場の感触だったようだ。

 一方、協会の田嶋幸三会長が解任理由として挙げたのは「信頼関係が薄らいできた」だった。そもそも「薄らいできた」くらいでワールドカップ(W杯)本大会の約2カ月前に監督を解任することはないので、その時は柔らかい表現にしたのだろうくらいに思っていた。よほどチーム内が危機的な状況なのだと脳内解釈していた。

 田嶋会長とハリルホジッチ氏、どちらかの認識が間違っている、あるいは嘘をついていると仮定してみる。

 田嶋会長の認識が間違いだった――これはありそうな話だ。ハリルホジッチ氏、西野前技術委員長、何人かの選手コメント、つまり現場の意見をまとめると田嶋会長が解任やむなしと考えなければならないほどの危機的状況は存在しない。もし、田嶋会長の勘違いなら、恥ずかしい話だが間違いを認めて再就任を要請するか、早とちりでしたと謝るしかない。

「信頼関係が薄らいできた」が本当の理由なら“一番恐ろしい”

 そうではなくて、ハリルホジッチ氏の認識が間違っていて、辞めた後だから選手たちも儀礼的に感謝の言葉など綴っているが本心は全く別であり、西野氏のコメントも事を荒立てたくなかっただけ――田嶋会長の認識どおり、チームはバラバラで、とてもW杯で戦える状態ではなかったとする。しかしそうなると、「技術委員会は何をやっていたんだ」という話になる。現にハリルホジッチ氏は、何もやっていなかったことを会見で話していた。

「チームに問題なし」という認識なら技術委員会が特別に何かをする必要はないが、危機的状況なら全く話は違ってくる。田嶋会長は技術委員会が関係修復に努めたがダメだったという趣旨のことを言っているので、それが本当ならハリルホジッチ氏の言っていることは嘘になる。

 もし、信頼の低下が解任の口実にすぎず、他に理由があるのなら、田嶋会長はそれを説明しなければならない。会長に解任の権限はあるが、公益財団法人なのだから説明は義務だと思う。たとえ口外を憚られるようなものであっても、言わなくてはならないのではないか。すでに最初の説明に疑義が生じているのだ。

 しかし、もし田嶋会長が話した「信頼関係が薄らいできた」が解任理由なら……ある意味これが一番恐ろしいことかもしれない。この程度の理由でW杯本大会2カ月前に監督解任に踏み切るとは考えていなかったが、もし本当なら、この判断そのものに大きな問題がある。

全員が「本当のこと」を言っていたのなら…

 信頼関係が「薄らいできた」なんてものではなく、チームを維持できないほど壊滅的な状況だというなら分かるが、それなら裏付けを出さなければならない。客観的に見て、田嶋会長の言っていることの方が怪しいからだ。本当の理由を隠しているようにしか見えない。

 ただ、意外とありそうなのは全員が本当のことを言っていて、つまり極めて「しょうもない理由」で「ありえない判断」をした挙句、前監督、技術委員長、会長、チーム、ファンのすべてに多大なダメージを残してしまったという結末である。もはやこれはミステリーというよりホラーだが……。

5/3(木) 20:40配信 フットボールZONE
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180503-00101772-soccermzw-socc


引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1525361972

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