1: 砂漠のマスカレード ★@\(^o^)/ 2015/12/24(木) 20:53:17.93 ID:CAP_USER*.net
攻守に隙のない陣容、個性的なタレントが揃う。

錚々たるタレントを揃える、九州の実力派集団だ。

今年のチームは、ともに来季のG大阪加入が内定するFWの一美和成とCBの野田裕喜というU-18日本代表コンビに大きな注目が集まるが、大津が"タレント集団"と形容される所以は、このふたりがいるからだけではない。

『多士済々』

まさに今年の大津には、この言葉がぴったりだ。
攻撃面で言えば、1トップの一美の後方に構えるトップ下の吉武理央はアジリティーとイマジネーションに優れた司令塔。
瞬時の判断で相手の力を無にするスルーパスや、ドリブルでチャンスを演出する。

両ワイドの人材も強烈だ。左の原岡翼はドリブルのスピードがあり、巧みなコース取りで一気にカットインすると、速さと正確性を備えたパスやシュートを繰り出す。
とりわけ脅威の決定力を誇るフィニッシュワークは注目だ。
プリンスリーグ九州では、2位の一美を3得点上回る17点で得点王を獲得したのだ。
そして右サイドの2年生・杉山直宏は滑らかなステップワークと独特のリズムで相手を交わしていく。
この両翼が強烈な個性を放ち、破壊力のある攻撃を支えている。

エースの一美ですら安泰ではない。12月中旬に行なわれた高円宮杯プレミアリーグ昇格決定戦で、一美は怪我もありベンチスタートとなった。
代役に抜擢された2年生FWの藤山雄生は、180センチ台の高さと身体の強さを活かしたポストプレーで躍動。彼の台頭はチームにさらなる厚みをもたらした。

守備に目を向けると、すでにJ2の熊本でプロのピッチにも立っている野田を中心に、実力者たちが揃う。
野田とCBコンビを組む眞鍋旭輝はヘッドに強く、冷静さも兼備。
正GKの前田勇矢もGK転向から間もないが、安定したゴールキーピングを見せる。
坂田直樹と大塚椋介の両サイドバックも高い技術を有し、粘り強い守備が持ち味だ。

そして、中盤で不動の存在となっているのが、攻守をつなぐアンカーの河原創で、チームの浮沈の鍵を握っていると言っていい。
豊富な運動量と献身性、多彩なキックを武器に、攻守両輪の中枢となっている。
特に守備面では走力のあるシャドーの河田健太郎と連係を密にし、カウンターへのリスクマネジメントにも抜かりはない。

今年の大津は、間違いなく攻守両面でハイレベルな人材が揃ったチームと言える。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151224-00010006-sdigestw-socc
SOCCER DIGEST Web 12月24日(木)19時2分配信

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151224-00010006-sdigestw-socc.view-000
大津(熊本) 所在地:熊本県菊池郡大津町大津1340 創 立:1922年 創 部:1972年
選手権最高成績:ベスト8(2008年度) 主なOB:谷口彰悟、車屋紳太郎(ともに川崎)、植田直通。豊川雄太(ともに鹿島)など

続きを読む