1: Egg ★@\(^o^)/ 2015/12/26(土) 02:39:13.89 ID:CAP_USER*.net
「海外を見ても、まれなスケジュール」
 11月のラウンド16の戦いから中断していた天皇杯が、26日の準々決勝から各地で再開する。神戸と対戦する浦和のミハイロ・ペトロビッチ監督は、25日に試合前日の記者会見へと臨み、「海外を見てもまれな日程」と、スケジュールに疑問を呈した。

 ファーストステージを制し、年間2位からチャンピオンシップに進出した浦和は、11月28日に準決勝でG大阪に敗れた。ほぼ1カ月ぶりの公式戦ということになる。シーズン最終盤に発生した、この“空白の1カ月間”を、指揮官は問題視した。

「公式戦を終えて1カ月ほどがあり、長く試合がなかった影響で集中力や緊張感を保つのは難しい。それは、チームや監督にとって簡単では無いことだ」

 ペトロビッチ監督は「与えられた日程である以上、ベストを尽くしていく」ということを前提にした上で、スケジュールに対する疑問を呈した。浦和はこの1カ月間を、約1週間のオフから再スタートさせ、2つの週末を利用して日本体育大、同じく準々決勝に進出しているFC東京とのトレーニングマッチという形で徐々に仕上げてきた。

「明日のゲームが始まってみないと、この3週間でやってきたことが良かったのかは分かりません。日程的に、こういった状況は非常にまれなものであると思いますし、海外を見てもなかなかないものです。1カ月の間隔があってのカップ戦で手探りしながらやってきました」

 そして、浦和にとっての天皇杯はタイトルが懸かっていると同時に、来季のスケジュールに大きな影響を及ぼすものだ。浦和の優勝、もしくは広島かG大阪が天皇杯を制した場合は、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)はグループステージからの登場になる。しかし、それ以外の場合は2月9日のプレーオフからの出場になるからだ。この年末まで戦い、年明けから約40日間でシーズンの公式戦がスタートするのは、かなり厳しいものだ。

来季加入内定の遠藤にも影響
 同様にFC東京も準々決勝以降を戦いつつ、自分たちが優勝すればACLのグループステージから出場できる。しかし、浦和、広島、G大阪のいずれかが優勝した場合は出場権の繰り上がりにより2月9日にプレーオフを戦う。今年のACLをプレーオフからスタートした柏は昨季の天皇杯で早期敗退をしていたために大きな影響はなかったが、今季はスケジュールの弊害が来季に大きく影響することになりそうだ。

 浦和はすでに来季の補強として湘南から日本代表MF遠藤航の獲得を発表しているが、遠藤は来年1月からのリオデジャネイロ五輪最終予選を戦うため、ほとんどオフがなく、チームへの合流が遅くなることも予想される。

「我々はまだ2015年を戦っていて、遠藤は16年からの選手だ。この大会中に新しい選手の話をするのは今いる選手たちにリスペクトを欠く。彼へのコメントは年が明けてから、まだ時間があるでしょう」

 そう語るにとどめたペトロビッチ監督だが、年明け早々から日程で頭を悩ませることになるのは間違いなさそうだ。

Soccer Magazine ZONE web 12月25日(金)16時56分配信
⇒“空白の1カ月”を挟んで天皇杯が再開 J1浦和指揮官も嘆息の前代未聞の日程(サカマガ)

NHK 放送予定
http://www1.nhk.or.jp/sports/tennouhai/

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