1:豆次郎 ★:2018/03/29(木) 09:40:06.20 ID:CAP_USER9.net
3/29(木) 9:26配信
欧州遠征でハッキリ…W杯に連れて行くには「厳しい」選手

欧州遠征中の日本代表の2試合目の相手ウクライナは、ロシアW杯出場を逃したとはいえ、FIFA世界ランキングは35位。言うまでもなく、55位の日本代表よりも格上のチームである。

日本時間27日午後9時20分にキックオフされたウクライナ戦は、結果的に1―2と日本が追いすがったようにも思えるスコアだが、世界ランクの違い以上に彼我のレベル差は歴然としていた。

ところが試合後のハリルホジッチ監督が「(23日の)マリ戦よりも良い内容だった。相手よりも決定機が多かった」と言えば、前半41分にヘディングシュートを決めたDF槙野は「多くのモノを得られ、自信になった」とキッパリ。2人して満足げな表情を浮かべた。

対照的だったのが、主将MF長谷部とトップ下のMF柴崎である。

「厳しい戦いだった。良かった点? う~ん、良かったところを探すのは難しい」(長谷部)

「局面(の戦い)で負けたり、スペースをうまく使われたり、厳しい戦いだった」(柴崎)

就任してから危機感が欠如しているともっぱらの指揮官と、良く言えばポジティブ、悪く言えば能天気系DFと評判の選手のコメントが、中盤のキープレーヤー2人の発した言葉と“真逆”であること自体、W杯が迫っているのに「日本代表がいかにチグハグであるかを物語っている」(サッカー関係者)と言える。

■釜本氏は「本田はいらない」

ともあれ欧州遠征2連戦を消化した日本代表は今後、5月上旬に国内合宿を行って14日にW杯予備登録メンバー35人を選び、30日に横浜で壮行試合のガーナ戦をこなし、翌31日にW杯最終登録メンバー23人が発表される。

ハリルホジッチ監督はマリ戦、ウクライナ戦ともに「テストの場」と位置付けていたが、この2試合で「ロシアに連れて行く必要のない選手」もハッキリしたハズだ。

メキシコ五輪で得点王のタイトルを獲得した釜本邦茂氏が「本田はいらない」とこう続ける。

「久々の先発となったウクライナ戦など彼なりに頑張ってはいたが、右サイドFWはスピードに加えてドリブル突破力、さらに守備力も要求されるポジションです。年齢的にもピークを過ぎた本田がこなすのは厳しい。後半20分にFW久保と交代したが、やはり久保の方が突破力は上だし、相手ゴール前まで進入してフィニッシュに絡む可能性が高いのも久保です。どうしても本田を代表メンバー23人に入れたかったら1トップしかない。フィジカルの強さを生かして前線でドンと構え、ファウルをもらってセットプレーの回数を増やすという役回りを任せたい」

現地で取材中の元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏はこう言う。

「ウクライナ戦に1トップで先発したFW杉本ですが、ヘディングの競り合いに数回ほど勝ったかな……という印象しか残せなかった。この試合では相手ゴールを背にした格好でボールを受けることが多く、その体勢からクルッと反転してシュートに持ち込みたいところだったが、そういったプレーを得意としていない杉本は、アピール不足に終わってしまった」

さらにマリ戦に先発したMF森岡とウクライナ戦先発のMF柴崎を比較して「森岡は不必要」と前出の六川氏が続ける。

「森岡の所属するベルギーと柴崎がプレーするスペインのリーグには圧倒的なレベル差が存在すると言ってしまえばそれまでだが、技術、アイデアともに柴崎に軍配が上がる。森岡のロシアW杯メンバー入りは厳しい」

これから代表メンバー絞り込みのサバイバルが本格的になるが、その中で「本田・杉本・森岡不要論」は、どんどん勢いを増すことだろう――。
2018-03-29_10h30_18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180329-00000015-nkgendai-socc
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