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1: 2018/03/27(火) 16:57:02.25 ID:CAP_USER9
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3月23日、日本代表は今年6月に開催されるロシアW杯に向け、マリと対戦した。マリは本番で同組になるセネガルの仮想敵国だが、質は格段に劣る。それでも日本は大苦戦、終了間際に中島翔哉の代表デビュー戦得点で1-1と引き分けたものの、危機感だけが残った。

 そして今夜、ウクライナ戦が行われる。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表は、このままW杯を迎えていいのだろうか? 

また敗北を繰り返すのか

「(今回の海外遠征は)ハリルを解任する最後の機会では」

 こんな辛辣な声が聞こえてくる。彼ほど受け入れられていない日本代表監督は、過去にいないだろう。

 「このままではロシアで惨敗する」

 そんな予感がどうしても消えない。

 筆者は記者証で挑むワールドカップが、ロシアで4度目になる。数十人の記者しか、本大会の取材には行くことができない。つまり相応の気概を持って、日本代表を書く必要がある。

 そのときに、「どうせ負けるよ」と諦め、「ほら、負けた」と呆れるのではあまりに空しい。視点は中立であっても、"日本を後押しするような取材がしたい"のだ。

 2006年ドイツと2014年ブラジルワールドカップの敗北は、まるでデジャヴーのように惨憺たるものだった。

 初戦に相手にやり込められる形で逆転負け。立ち上がれないまま、2戦目で消化不良の引き分け。3戦目は実力のある強豪国に力の差を見せつけられ、すごすごと敗退する。現地で味わう敗北感は、たまらないものがあった。

 「日本はこれほどまでに弱いのか? 

 打ちひしがれるような思いだ。

だらしない試合内容

 マリ戦、日本は攻守にちぐはぐだった。

 プレスの甘い相手を仕留めきれない。ボールを失うとあわてふためき、最後までアフリカ人特有のフィジカルプレーに対応できなかった。組織だった守備は崩壊し、攻撃で機転を利かせるようなプレーもなし。

 無秩序な試合展開になる中、中島が一発を決めたことだけが救いだったわけだが、強化試合としては、日本の弱さをさらけ出したに過ぎない。

 本大会、こんなだらしない試合で負けた場合、サッカー人気は急落し、最悪の事態が出来する。はたして、ハリルホジッチ監督で日本は悔いのないワールドカップを戦えるのだろうか――。

 ハリルJAPANは一昨年11月までは戦術的な進歩を見せ、連係も改善してきた。プレッシング&リトリートの守備戦術を使いこなし、効果的なカウンターも発動。原口元気、久保裕也、さらに井手口陽介など「ハリルの申し子」と言える人材もようやく出てきた。

 なにも、戦い方が間違っているわけではない。堅く守り、カウンターを喰らわす。それは大物を倒すための常套手段だ。

 しかし、昨年に入ってから戦績は下降線を辿っている。戦術的な熟成が見えず、むしろ破綻が出てきた。

 今の実力で、コロンビア、セネガル、ポーランドと同組になったグループリーグを勝ち抜けるのか? いくらシミュレーションしても、ハリルJAPANの分はかなり悪い。第4ポッドだった日本は、ランキングからして最下位。戦力差を逆転し、勝ち上がるには厳しいだろう。

3/27(火) 16:00配信 現代ビジネス
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180327-00055011-gendaibiz-bus_all
ハリルホジッチは己の信じる戦術を、日本代表でも運用しようとしている。プレーのベースはインテンシティ(強度)。「デュエル」という言葉を彼は好んで用いるが、要は球際での勝負だ。

 彼が活動のベースにしてきたフランスリーグは、フィジカルファイトが激しい。そこでは、なによりプレー強度が求められる。アフリカ系の選手が多いことで、爆発的なスピードを生かしたカウンターを武器にしている。

 「Jリーグはフランスの2部リーグにも劣る」

 ハリルホジッチは選手の気持ちを逆撫でするような発言をしてまで、フランス式を日本代表にも採り入れている。

 しかし、この采配がそもそもズレているのだ。

 現状では、ハリルホジッチは日本のストロングポイントを無視し、自らの戦術理論に拘泥している。例えば、昨年12月に行われたE-1選手権の韓国戦後の記者会見は、失笑が漏れるほどだった。

 「(韓国の)9番に関してはタイトなマークを要求した。勝てないまでも、いい形でボールを受けさせるな、と。その前に、まずはクロスをあげさせないように、とも強く言っている」

 ハリルホジッチは強く自己弁護したが、そもそも受け身に回って、ボールをプレゼントしたことが失策だった。

 明らかにパワーで上回る相手に、無謀な力勝負を挑む。わざわざ相手の土俵に下り、1-4と大敗。W杯予選リーグで対戦するポーランドやコロンビアには、レバンドフスキー、ファルカオのように韓国の9番以上のセンターフォワードがいることを忘れてはならない。その戦術運用は頑迷で、柔軟性に欠けている。

 日本人には、アフリカ人のように爆発的なスピードや相手をはね飛ばすようなパワーはない。一方、敏捷性や連係力や規律正しさや攻撃的な精神にはアドバンテージがある。両足でボールを蹴れる選手も多く、団結する力も持つ。チームに対して献身的。際どい勝負を制するだけのポテンシャルを、日本は持っているはずだ。

 ハリルホジッチは"選手ありき"の発想から、戦術を組み立てるべきなのである。

引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1522137422

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