1:久太郎 ★:2018/03/24(土) 17:24:42.84 ID:CAP_USER9.net
ベルギーで行われた国際親善試合のマリ戦(23日)が、試合終了間際のFW中島のゴールで1―1のドロー決着に終わった後、ハリルホジッチ日本代表監督が「いろいろな情報を得られたが、ポジティブではないモノも多かった」と言えば、主将MF長谷部は「個人技でもチームとしてもやられた。このままでは(ロシアW杯は)苦しい」と表情をゆがめた。

今回の対戦相手のマリは、日本がW杯グループリーグ2戦目で戦うセネガルの仮想敵国。もっとも「指揮官自ら言っているように選手個々のフィジカル、スピード、アイデアなどセネガルの方がレベルは断然上です」と現地取材中の元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう続ける。

「マリはレギュラー8人が不在。しかも20代前半までの選手が半数を占めており、日本に付け入る隙は十分にあった。しかしマリの方がコンビネーションがとれており、日本代表の完成度の低さが目についた試合でした」

マリ戦の前、指揮官は「選手をたくさん試したい。発掘の場にしたい」と言いきった。W杯開幕まで3カ月を切った段階でチームの軸を定められず、少なくない日本サッカー協会やJリーグ関係者から「W杯が始まってもテスト、テストと言い続けるのでは? ハリルに任せて失敗だった」という声が聞こえてくる。

■ロシアでの勝ち点は厳しい

しかし――。この日の日本選手の不甲斐ないプレーを見た日本サッカー界のレジェンド釜本邦茂氏が「ついついハリルホジッチに同情したくなった」とこう言うのだ。

「惨敗だった14年ブラジルW杯から、日本サッカーは進歩したのか? 答えは否? 本田などベテラン選手は往年の力、存在感を発揮できず、テストの場でアピールした若手もいない。特に気掛かりなのは<攻撃のスイッチを入れる選手>が見当たらないこと。マリ戦に出場した攻撃系選手のFW大迫、FW宇佐美、FW久保、MF森岡、そして本田を含めて彼らがボールをキープしても<ゴールの予感>が漂ってこない。選手を固定できないハリルが悪いのか、頼りになる選手不在が悪いのか、いずれにしてもロシアで勝ち点を得るには非常に厳しい状況にあると言わざるを得ない」

スポーツマスコミは「中島劇的同点弾!」と大騒ぎするが、そんな場合ではないのである。
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180324-00000021-nkgendai-socc
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