1:Egg ★:2018/03/22(木) 18:48:30.10 ID:CAP_USER9.net
ロシアW杯でグループHに入り、コロンビア(6月19日・サランスク)、セネガル(24日・エカテリンブルク)、ポーランド(28日・ボルゴグラード)との対戦が決まっている日本代表。第2戦で対戦するセネガルは、日本人にとって馴染みのない国かもしれない。

ただし、日本が対戦する3カ国の中ではFIFAランキングで24位と最も低く(ポーランドは7位、コロンビアは13位、日本は56位)、グループリーグ突破に向けて絶対に勝ち点3がほしい相手であることは間違いない。ちなみに、日本が決勝トーナメントに進出した2002年日韓大会、2010年南アフリカ大会では、それぞれチュニジア、カメルーンというアフリカ勢に勝利しており、逆にコートジボワールに敗れた2014年ブラジル大会はグループリーグ敗退に終わっている。

長らくセネガル代表をカバーし、仏誌ジュンヌ・アフリックや仏紙レキップに寄稿するアフリカサッカーのエキスパート、アレクシス・ビルボール氏にグループHと日本の印象について聞いた。

――グループHの印象を聞かせてください。

「バランスの取れたグループだ。4チームがそれぞれ異なる特徴を持っている。あくまで私の意見だが、ポーランド、コロンビア、セネガルが有力。日本にも力のある選手はいるものの、他チームと比較すれば少し力は落ちるのではないか。それでも4チームのレベルは拮抗しているから、グループがどう転ぶか、予測するのは難しい。それぞれの対戦実績も少ないだけに、各チームの監督が本大会に向けてどれだけいい準備ができるかが結果を左右するだろう」

――日本代表については、どう見ていますか。

「見ていて楽しいチームだね。個人のレベルが高いと思うし、運動量も多く、つねに動こうという意思も感じられる。アジア最終予選終盤からの若手の台頭も興味深い。井手口陽介(クルトゥラル・レオネサ)はその筆頭で、チームとしての規律もある。ただ、いくつかの試合では不用意なミスからの失点も目立った。最近ではハイチ戦(3-3)やブラジル戦(1-3)なんかがそうだった。世界とより戦えるチームになるためには、最初から最後まで集中力を切らさないことが必要になる。
とくにセットプレーの守備だね」

――日本代表で注目している選手はいますか?

「何人かとてもいい選手がいるね。岡崎慎司はレスターでは効率よく点が獲れているとは言えないけど、2年前のプレミアリーグ優勝チームでコンスタントに出場機会を得ており、ワールドカップでも活躍できるポテンシャルを持っていると思う。私は多くの日本代表の試合をチェックしているわけではないけど、記録を見れば、代表では効率よく点を獲っているのがわかる。

最終予選後はメンバーから外れているようだけど、攻撃的な選手にも守備での高い貢献度を求めるハリルホジッチの期待に応えられるタイプではないだろうか。すでにベテランの域に入っているが、明確な目的意識を持ってプレーしているのがわかるし、強烈なシュートもある。

長く背番号10をつけてきた香川真司は少し苦しんでいるようだね。ドルトムント自体がシーズン序盤に見せていた好調さを維持できていないこともあるけど、悪い流れをどう断ち切れるか。ドルトムントの監督交代(昨年12月にペーター・ボス前監督を解任し、ペーター・シュテーガー新監督が就任)によって、今後、流れが変わる可能性はあるが、状況によって日本は香川抜きでロシアに臨むことになるのではないか」

>>2以降につづく

3/22(木) 17:30配信 スポルティーバ
2018-03-22_19h25_08
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180322-00010005-sportiva-socc&p=1
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