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1: 2018/03/18(日) 05:53:15.92 ID:CAP_USER9
日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督はベルギーのリエージュで行われる3月23日のマリ戦、27日のウクライナ戦に向けた26人のメンバーを発表した。
中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)の初選出や本田圭佑(パチューカ/メキシコ)の代表復帰など話題は多いが、気になるのは左サイドバック(SB)における宇賀神友弥(浦和)の選出だ。

昨年6月の試合で初めて招集されたが、親善試合のシリア戦、イランで行われたワールドカップ(W杯)アジア最終予選のイラク戦ともに出番は訪れなかった。

ハリルホジッチ監督が「ずっと長い間追ってきた1人」と語っていたが、当時は浦和で3-4-2-1の左ウイングバックを担当しており、
ミハイロ・ペトロビッチ前監督(現・札幌)の特殊な戦術で継続的にプレーしてきた経緯もあってか、長友佑都(ガラタサライ/トルコ)が君臨する代表の左SBでいきなり台頭することはできなかった。

しかし、昨季途中に浦和の指揮権が堀孝史監督に引き継がれると、システムが4バックに変更され、宇賀神は左SBになった。10月には左足首を痛めたが、その後のAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で確かな活躍を見せた。

特に、決勝のアルヒラル(サウジアラビア)戦では、相手のキーマンであるサウジアラビア代表SBのモハンメド・アルブライクを封じて悲願のアジア制覇に大きく貢献した。
ちなみに、年末に日本で開催された東アジアE-1選手権は国内組で臨んだが、浦和の選手はクラブW杯の参加で日程が重なり、招集が見送られた。

今回のメンバーは、現在のコンディションが良い選手を中心に選んでいるという。ただし、宇賀神に関しては前回の招集でテストできず、E-1にも呼べなかった状況で、
4バックで経験を積んでいる彼をこのタイミングで改めてチェックしたい意図が含まれているのではないか。

また、長友は主力として確定的だが、二番手の車屋紳太郎(川崎)がまだ指揮官の信頼を確固たるものにしていないことも、宇賀神にチャンスをもたらした要因かもしれない。
左SBはここまで多くの選手が呼ばれたが、誰も長友からレギュラーの座を奪い取れていないポジションだ。

ここに来てようやく車屋が台頭したが、長友に肉薄する存在になっているとは言いがたい。
19日から始まる合宿で、よりアピールできた方が2試合のうち1試合のスタメンを獲得する可能性もありそうだ。

3/17(土) 16:00配信 
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180317-00000008-sasahi-socc

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宇賀神の基本的な特徴を整理すると、右利きながら左足の正確なクロスを備えており、特に深い位置まで攻め上がったところからマイナス気味に合わせる速いクロスを得意とする。

さらに、右足のミドルシュートも備え、流れ次第ではペナルティエリア内まで侵入してフィニッシュに絡むケースもある。基本的なボールタッチは右足だが、
必要に応じて左足のタッチも織り交ぜることができ、右利きであることが展開を狭くする要因にはならない。

アップダウンも苦にしない豊富なスタミナと心肺機能を備えており、ACLではデュエルの部分でも圧倒的な強さはないものの、しつこく粘り強く相手アタッカーに付いて自由にさせなかった。
イングランドのプレミアリーグをよく見て参考にしているという宇賀神。デュエルの重要性を常日頃から考えているようで、Jリーグの環境でもこだわりを持ってレベルアップに取り組んでいる選手の1人だ。

とはいえ、欧州遠征の相手は“仮想セネガル”と想定される西アフリカのマリ、堅守と鮮やかなサイドアタックを武器とする“仮想ポーランド”のウクライナだ。

セネガルのサディオ・マネ(リバプール/イングランド)やポーランドのロベルト・レバンドフスキ(バイエルン/ドイツ)といったワールドクラスはいないが、マリには身体能力の高い選手、
ウクライナにはサイズとスピードを兼備したアタッカーが揃う。特にウクライナ戦では右ウイングを本職とするアンドリー・ヤルモレンコ(ドルトムント/ドイツ)と対峙する可能性もある。

 出場すれば、代表初キャップとなる宇賀神だが、いきなり高いパフォーマンスを披露していくしかない。ここで“良い経験になった”では、最終メンバーに生き残ることはほぼ不可能だ。

 攻撃面では、組み立てから攻め上がり、クロスの質、守備では局面のデュエルに負けないことに加え、攻撃から守備に切り替わった状況での正確な判断なども求められる。
4バックに慣れたと言っても浦和と代表でまったく同じやり方ではなく、味方選手の個性も異なる。

 浦和の下部組織育ちだがトップ昇格できず、流通経済大ではサテライトチームから主力に昇り詰め、浦和との契約を勝ち取った経歴を持つ宇賀神。
エリート街道とは無縁だった29歳のSBがこのチャンスをものにしてロシアの地を踏むことができるのか。要注目だ。(文・河治良幸)

引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1521319995

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