1:Egg ★:2018/03/13(火) 23:24:03.03 ID:CAP_USER9.net
静岡学園サッカー部から、東大合格者が初めて誕生した。同校を3日に卒業した赤塚俊輔(3年)は10日、東大理科1類に現役合格。12日に同校を訪れ、学校関係者らに報告した。

同校からの東大合格者は10年ぶりだが、赤塚は全国選手権優勝1度、60人以上のJリーガーを輩出している名門で文武両道を実現。取材に、寸暇を惜しんで重ねた勉強の方法を明かした。

努力が報われた赤塚は、晴れやかな表情で取材に応じた。10日にインターネットで合格を確認。その足で、合格の受験番号が掲示されている東大本郷キャンパスにも足を運んだ。そしてこの日、同校に報告。10日、11日で友人からの祝福メールが約50通届いたといい、「返すのが大変でした。ありがたいし、うれしいです」と喜びをかみしめた。

川崎市で育った赤塚は、6年前、静岡学園中に越境入学した。「サッカーで頑張ろうと思っていました」。父親とは離れ、母親と静岡市内で暮らしながら、練習に打ち込んだ。高1からは寮生活で朝練にも参加するなど、部活と勉強を両立した。だが、MFでレギュラーを目指したが届かず、高2で部活を引退。3年の4月から自宅に戻り、新幹線通学で受験勉強に取り組んだ。

神奈川県内の予備校にも通い始め、問題集や過去問題を反復。休み時間や通学の新幹線車内でも参考書を開いた。「とにかく問題を解いて復習を繰り返しました。試験前日まで変わらなかったです。引退前の3カ月、レギュラーを目指して必死で頑張ったことが、受験前の3カ月にも生きました」。

1月の大学入試センター試験では、900満点中845点。早大にも合格していたが、「東大に落ちていたら浪人してました」。将来については「プログラミングや機械を作ってみたいです」と明かした。

東大の入学式は来月12日だが、同月5日に授業が始まる。「サッカー部には入りませんが、サッカーは好きなので趣味で続けます」と赤塚。間もなく始まる大学生活に、メガネの奥の瞳を輝かせていた。【神谷亮磨】

◆赤塚俊輔(あかつか・しゅんすけ)1999年(平11)4月19日、東京都生まれ。3歳で川崎市に転居し、小1から久本SCでサッカーを始める。磐田MF中村俊輔と同じMFで左利きだが、本人いわく「名前も含めて偶然の一致」。家族は両親。167センチ、60キロ。血液型B。

3/13(火) 9:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180313-00148481-nksports-socc

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