1: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/12(月) 12:12:44.239 ID:HL34aYLXM
ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第30節(最終節)が11日に行われ、FW豊川雄太の所属するオイペンはホームでロイヤル・ムスクロンと対戦した。

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 最下位の16位のみが自動降格となるベルギーリーグにあって、前節終了時点で最下位オイペンと15位のメヘレンは同勝ち点で並んでおり、
勝ち点が同じ場合に優先される当該チーム同士の対戦成績も1勝1敗。
両者を分けていたのは得失点差「1」のみだった。

 残留のために勝利が欲しいオイペンだったが、試合は0-0のまま膠着状態が続いていく。
一方のメヘレンは同時に行われた試合で57分までに2点のリードを奪っており、オイペンは最低でも3点のリードを奪う必要が生じていた。

 極めて厳しい状況下で57分にピッチへと送り出された豊川は、自らのプレーによって苦境にあったチームを鼓舞していく。
73分に左サイドで得たセットプレーからルイス・ガルシアがクロスを上げると、豊川が頭で合わせてゴールに流し込む。
ベルギーでの自身初得点を挙げると同時に、チームに待望の先制点をもたらした。

 直後の76分には、右サイドから上がったクロスを豊川が足元に収めてから、グラウンダーでガルシアにパスを戻して見事なミドルシュートでの得点を呼び込む。
アシストを記録し、チームの2点目を演出してみせた。

 豊川の勢いはこれだけに留まらず、80分には右サイドのCKからガルシアが上げたクロスに、フリーになった豊川が合わせて力強いヘディングを叩き込み、この試合2得点目を挙げてチームのリードを3点に広げる。

 いよいよ順位を逆転させられる状況となったチームの残留を決定づけたのは、この試合で誰よりも輝いていた男だった。
89分、豊川はシュートのこぼれ球を収めようとしたディフェンダーのタッチが大きくなったところを見逃さず、ボールを奪ってゴールへと押し込む。
途中出場でハットトリックという快挙を成し遂げ、チームにとってこの上なく大きな4点目をもたらした。

 試合はそのまま4-0で終了。
全4得点に絡む豊川の奮闘で崖っぷちから蘇ったオイペンは、順位を15位に上げて奇跡的な残留を成し遂げた。
豊川は57分からの出場で3ゴール1アシストという神がかり的な活躍を見せ、チームの逆転残留に大きく貢献している。

【スコア】
オイペン 4-0 ロイヤル・ムスクロン

【得点者】
1-0 73分 豊川雄太(オイペン)
2-0 76分 ルイス・ガルシア(オイペン)
3-0 80分 豊川雄太(オイペン)
4-0 89分 豊川雄太(オイペン)


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