1: 名無し@サカサカ10 2018/03/07(水) 06:27:07.95 _USER9
誕生25周年のJリーグ、今季も多くの韓国人選手が“助っ人”としてプレーしているが、彼らの目に日本サッカーはどう映っているのか?

ロシアW杯開幕まで4ヵ月を切った今、『週刊プレイボーイ』12号(3月5日発売)では他国リーグ、そして韓国代表でも実績を残している大物3人にJリーグの魅力と弱点を聞いた。

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まず最初に話を聞いたのは、柏レイソルに所属するキム・ボギョンだ。

2010年に大分トリニータでプロキャリアをスタートし、12年途中から3年半は英プレミアリーグのカーディフなどで活躍。切れないスタミナ、中盤で動き回ってチャンスをつくり出すスタイルから“第2のパク・チソン”と称され、韓国代表でも中核を担った。

16年、17年には母国Kリーグの強豪、全北現代でもプレー。アジアチャンピオンズリーグ(ACL)を制してクラブW杯にも出場した歴戦のツワモノである。

―昨季途中にJリーグに復帰しましたが、その理由は?

キム・ボギョン(以下、キム) Jリーグでプロ生活を始めたこともあり、チャンスがあればまた日本でプレーしたいと考えていました。実際に柏からオファーが来て、思ったよりも時期が早まりました。

過去、いくつかのJリーグのクラブでプレーしましたが、整った環境、熱いサポーターも好き。戻ってくるにあたっては、プレッシャーよりも期待のほうが大きかったですね。

―具体的にJリーグの良さはどこにありますか?

キム アジアのリーグの中では、欧州のリーグに近いと思います。サッカーに関するインフラは、Jリーグが誇れるブランドになっていると思います。

また、Jリーグでプレーする選手たちは、技術面を最も重要視していますよね。基本的にすべてのチームのレベルが高く、技術を前面に押し出したサッカーをするので、ファンもそうした部分に関心が高いと感じます。

―以前と今で何か違いは?

キム 日本の選手もどんどん海外でプレーするようになったせいか、現在のJリーグには「うまい」と感じる選手が少なくなった印象がありますね。私が日本に来たばかりの頃は、能力の高い選手がもっと多かった。

ただ、日本の選手が海外に出るということは、その分、ほかの選手に出場チャンスが増え、実戦で経験を積むことができるので、Jリーグ全体のレベルは上がると思います。そこに関しては一長一短なのかなと。

―プレミアリーグを経験した上で、Jリーグに足りないものはなんでしょうか?

キム 正直、技術ではプレミアリーグにも劣るとは感じませんよ。Jリーグの選手の技術は十分に通用します。

しかしながら、やはり身体的な部分で差がある。欧州の選手たちはフィジカルが強い。それにメンタルもタフ。Jリーグに求められているのは、フィジカルやメンタル面の強化ではないでしょうか。

―Kリーグもかなりタフだと聞きます。

キム JリーグとKリーグのいい部分が合わされば、相当レベルの高いリーグができるといつも思っているんですよ。

Kリーグは闘志や精神力が強い選手が多いので、そこに技術が加われば強くなる。Jリーグはその逆で、技術が優れているので、フィジカルとメンタル面が強化されれば、より良くなる。日韓がお互いにいい部分を吸収し、発展していければいいですよね。

―韓国ではJリーグはどんな評価を?

キム 細かくて正確なパス回しからのビルドアップが優れているチームが多い、ボールの扱いがとてもうまいといわれています。私も全北現代在籍時、ACLでJリーグのクラブと対戦すると、とてもやりにくくてイヤでした。

―では、今のJリーグで「うまいな」と思う選手はいますか?

キム 川崎フロンターレのMF中村憲剛選手は本当に技術が高い。あとは同じ川崎のMF大島僚太選手もうまいと思いました。自分もMFなので、同じポジションの選手に目がいきます。やはり、Jリーグはしっかりと攻撃を組み立てられる選手が多いですよ。

つづく

3/7(水) 6:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180307-00100848-playboyz-socc

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