1:Egg ★:2018/02/26(月) 05:57:15.19 ID:CAP_USER9.net
プレミア第28節 マンチェスター・U 2-1 チェルシー
マンチェスター・U:ルカク(39分)、リンガード(75分)

チェルシー:ウィリアン(32分)
現地時間25日、イングランド・プレミアリーグ第28節が行われ、マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーの一戦は2-1でユナイテッドが逆転勝ちを収めた。

ジョゼ・モウリーニョとアントニオ・コンテの両監督による舌戦にも注目が集まった強豪対決は、チェルシーが勝てば勝ち点が並ぶこともあり、互いに負けられない重要な一戦。ともにミッドウィークにチャンピオンズリーグを戦いどちらも引き分けに終わっているが、セビージャ相手にホームで引き分けるのがやっとのユナイテッドに対し、チェルシーはバルセロナと互角以上の試合を見せ、同じ引き分けでも好対照な内容だった。

その勢いの差が、立ち上がりの入り方に表れる。4分、左サイドでエデン・アザールからのサイドチェンジを受けたマルコス・アロンソがダイレクトでゴール前に折り返すと、ニアサイドでアルバロ・モラタが合わせるもクロスバーを直撃。さらにこぼれ球をアザールが拾って押し込み、DFに当たってループ気味になったシュートはGKダヴィド・デ・ヘアがゴール上へと掻き出した。

その後もチェルシーが60%以上のボールポゼッション率でユナイテッドを圧倒。さらにはアザール、ウィリアン、そして右サイドのヴィクター・モーゼスが果敢にドリブルで仕掛け、オールド・トラフォードで青いユニフォームが躍動する。

しかし、攻勢の時間帯になかなかシュートで終われなかったチェルシーに対し、徐々にユナイテッドがカウンターの機会を増やしていく。28分には、ポール・ポグバから左サイドに開いたアントニー・マルシャルがボールを受け、ゴール前にラストパス。中央に走り込んできたアレクシス・サンチェスがトラップからシュートを放つも、力なくGKティボー・クルトワが正面で抑えた。

ここからユナイテッドも持ち直すが、32分にチェルシーのカウンターが発動。自陣でボールを受けたウィイアンがドリブルで運び、前線のアザールに預ける。ボールをキープしたアザールのスルーパスに抜け出したのはウィリアン。ペナルティーエリア内右から強烈なシュートでGKデ・ヘアのニアサイドを射抜き、チェルシーが先制する。

しかし、チェルシーのリードも長くは続かない。39分、前線でロメル・ルカクがボールをキープし、ネマニャ・マティッチ、サンチェスとつないでゴール前のマルシャルへ。受けたマルシャルのポストプレーから、最後はルカクがゴール左へと流し込んでユナイテッドが同点に追いつく。ユナイテッドはアンドレアス・クリステンセンがルカクとの競り合いで頭を痛め、一瞬、チェルシー守備陣の集中が緩んだ瞬間を見逃さなかった。

同点のまま迎えた後半、チェルシーは前半同様にアザール、ウィリアンがキレのあるドリブルで仕掛けてチャンスを作り出す。ユナイテッドは依然としてカウンター以外にチャンスを作れずにいたが、64分にマルシャルを下げてジェシー・リンガードを投入。するとチェルシーも73分、アザールを下げてペドロを投入する。

この交代策が奏功したのはホームのユナイテッド。75分、右サイドでボールを受けたルカクが左足でクロスを入れると、ニアサイドでクリステンセンのマークを外したリンガードが頭で合わせる。これがゴール右隅へと決まり、ユナイテッドが逆転に成功する。

逆転を許したチェルシーは、アザール交代前から攻め疲れからかウィリアンやアザールのキレのあるドリブルが見られなくなり、逆にマティッチのボール奪取が目立つ展開となっていた。同時にモラタもほとんどボールに触る機会がなく、78分にモーゼスに代わってオリヴィエ・ジルーが投入される。

80分、サンチェスに代えてエリック・バイリーを投入し逃げ切りを図るユナイテッドに対し、チェルシーはダニー・ドリンクウォーターに代えてセスク・ファブレガスを投入。するとこの交代を機に、ユナイテッドは戦い方もサイドでボールをキープしたりと無理には攻めず、逃げ切りを徹底する。

終了間際のCKではクルトワも攻め上がったが、最後まで集中した守備で1点差を守りきったユナイテッドが2-1で勝利しリーグ2位の座を堅持した。
2018-02-26_09h57_33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180226-00000035-goal-socc
続きを読む