■ブンデスリーガ第19節  

マインツ 3 - 2 シュトゥットガルト

マインツ:武藤(45分、54分)、ホルトマン(64分)
シュトゥットガルト:OG(19分)、ギンチェク(90+1分)

サッカー_01


前節ゴールを挙げた武藤嘉紀はこの日も先発し、浅野拓磨はベンチスタートとなった。試合は立ち上がりからホームのマインツが上手く前線へ出し入れながら、押し込む展開。武藤は左サイドのクロスから味方を落としたところをフリーでシュートを放つが、GKにセーブされ絶好機を逃す。

その後、シュトゥットガルトが盛り返し好機を作るものの、決定機を作り出したのはマインツ。武藤の左サイドでの粘りを起点にスルーパスに抜け出したのはロビン・クアイソン。キーパーと一対一になるもロン・ロベルト・ツィーラーがセーブし、スコアは動かない。

するとマインツは苦手とするセットプレーから失点。フリーキックをクリアできず、最後はホルガー・バドシュトゥバーが押し込み、マインツDFが蹴り損ないゴールへと転がっていった。

前半終了間際にマインツがクロスからスアト・ゼルダルが頭で合わせてついにネットを揺らすが、その後ビデオ判定により、直前のプレーでハンドがあったとしてゴールは取り消しに。

それでもマインツはエースの右足が火を噴く。ゴールに背を向けた状態でボールを受けた武藤が、ワントラップから右足を振り抜く。無回転のミドルシュートが名手ツィーラーを破り、ついにネットを揺らした。武藤は2戦連発で、今シーズン5ゴール目となった。

後半に入ると、マインツが一気にペースをつかむ。54分、ゲリット・ホルトマンが左サイドを抜け出してクロス。これに反応したのはまたも武藤。一度はツィーラーに止められるも、再び押し込み逆転弾をマークする。

さらに64分にはホルトマンが今度は自ら突破からシュートを放ち、ゴールを陥れる。これまで好セーブを続けていたツィーラーの脇を抜いている。

完全にペースを失ってしまったシュトゥットガルトだが、終了間際に右サイドからのクロスを途中出場のダニエル・ギンチェクが頭で合わせて1点を返す。しかし、マインツが辛くも3-2で逃げ切ってリーグ戦では7試合ぶりの白星を手にしている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180121-00000029-goal-socc


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