543: 2017/12/19(火) 11:59:30.49 ID:BclfNGPQd
香川真司、ドルトムントでの復権。代表は「選手の問題だけではない」。(Number Web)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171219-00829525-number-socc

「自分のシュート力はわかっているから」という冷静。

 マインツ戦では1得点を決め、この日も同点となるPKを呼び込むプレーを見せ、逆転弾のアシストをマークした香川。従来の1.5列目よりも下がり気味のポジションで、後ろからのパスを受けて前線に配球し続ける姿には、頼もしさが漂っていた。

 「PKをとったプレーまでは選手の距離感に課題があったし、相手は守備がしやすかったはず。ただあの攻撃は、みんながいい距離感で少ないタッチでボールを繋げたし、僕も自然と中へ入れた。なかなか流動的で効果的な攻撃がないなかで、あの攻撃だけが唯一連動性があったと思う。最後はPKでしたけど、引かれた相手には、ああいうところで人数をかけないと崩せないのかなと思います」

 そしてバイタルエリアから右へスルーパスを通した逆転アシストには、冷静な判断が光っていた。

 「最初は自分で打とうと思ったんですけど、自分のシュート力はわかっているから。少し遠かったし相手も来ていたので、より可能性をあげるために、足元に出すか裏に出すかを最後の最後に判断した。ダイアゴナル(のパス)だと、相手は付いてこられないので」

ライバルが離脱中、ポジション確保には結果が必要。


この2つのビッグチャンスでの香川のプレーは最高だったが、90分間継続しての安定感にはまだ課題がある。
それでも90分間起用し続けたシュテーガー監督の采配からは、香川への信頼度の片りんを感じた。

 それは、ケルンで見せていた大迫勇也への信頼と似ているかもしれない。
大迫が「FWでなければプレーしたくない」と強い意志を見せたときに、シュテーガー監督は「今は1トップの選手が調子がいい。経験を積むためにサイドで起用したい」と説得し、後に2トップの一角に大迫を起用してEL出場権獲得という好成績を残している。

 「片りん」とあえて書いたのは、それを正真正銘の信頼にするためには、香川自身がこれからも継続的に結果を残す必要があるからだ。
ゲッツェなどライバルたちが負傷離脱中の今、ポジション争いで優位に立つためには、やはり結果がモノを言う。

「選手個々の問題だけではない」という重さ。

 最後に同日の代表戦、日本対韓国の試合についての香川のコメントを記しておこう。

 「国内組の選手にもいい選手が多いので、海外組がいたらという問題ではない気がする。チームとしての課題が出ている。この試合に限らず、ヨーロッパ遠征でもそうだった。選手云々じゃなくて、その課題を代表として、チームとして克服していかないと。今は危機感しかないので、このままでは厳しい戦いになるのは間違いない」

 香川は「選手個々の問題だけではない」と語った。

 日本代表でいい時も悪い時も経験している香川だけに、「チームとしての課題」という言葉には実感があったのではないだろうか。

(「欧州サッカーPRESS」寺野典子 = 文)

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引用元:http://ikura.2ch.sc/test/read.cgi/football/1513496973

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