1: 名無し@サカサカ10 2017/12/02(土) 08:29:03.93 _USER9
■連覇王手の鹿島は敵地で磐田戦、猛追する川崎は本拠地で大宮戦
 
鹿島アントラーズの連覇か、川崎フロンターレの初優勝か。J1リーグ戦の優勝争いは12月2日の最終節までもつれ込んだ。
そして、J1残留争いも降格2チームが決まり、最後の3チーム目を掛けた熾烈な戦いが繰り広げられる。最終節の対戦カードは下記の通りだ。

J1リーグ第34節(12月2日、全9試合14時キックオフ)

札幌vs鳥栖(札幌ド)
浦和vs横浜FM(埼玉)
柏vs広島(柏)
FC東京vsG大阪(味スタ)
川崎vs大宮(等々力)
甲府vs仙台(中銀スタ)
新潟vsC大阪(デンカS)
磐田vs鹿島(ヤマハ)
神戸vs清水(神戸ユ)

最大の注目である優勝争いは、鹿島(勝ち点71)と川崎(同69)に絞られた。鹿島は5位ジュビロ磐田(同57)とのアウェーゲームになる。鹿島は勝利すれば無条件で優勝が決まる。
しかし、鹿島の道は決して楽ではない。磐田の名波浩監督は、1990年代後半から2000年代前半にかけての黄金時代の中心選手だった。

両チームでリーグの覇権を争い続けたライバルの鹿島を相手に、目の前での優勝を決められたくないというモチベーションは強いはずだ。
そして、磐田は3位以内こそ消滅しているが、4位に入れば3位のセレッソ大阪(同63)が天皇杯を優勝した場合に、来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権が回ってくる。4位確保には勝利が絶対条件となる。

■16位甲府は仙台戦引き分け以下で降格
 
一方の川崎は、すでに降格が決まった17位大宮アルディージャ(同25)をホームに迎える。得失点差で鹿島を上回っている川崎は、勝利すれば鹿島が引き分け以下だった場合に逆転することが決まっている。
一方で、引き分け以下ならノーチャンスという状況。まさに、敵は自分たち自身という状況で迎える一戦で、リーグ最多66得点の攻撃力を武器に勝ち点3を得られるか。

残留争いに目を転じると、大宮と18位アルビレックス新潟(同22)の降格はすでに確定。残り1チームは、16位ヴァンフォーレ甲府(同29)と15位清水エスパルス(同31)の2チームに絞られている。
得失点差では甲府が上回っているため、勝ち点が並んだ場合は甲府が逆転で残留を勝ち取ることになる。

甲府はホームで11位ベガルタ仙台(同41)と対戦する。引き分け以下では降格が決まる背水の陣で、勝利を得るしかない。
甲府はリーグワーストの22得点と攻撃力が課題だが、仙台はリーグワースト4位の52失点と守備は堅くない。甲府としては、仙台ゴールをこじ開けて勝利を目指すことになる。

清水はアウェーで9位ヴィッセル神戸(同44)との対戦。引き分け以下に終わった場合は、甲府が勝利した場合に逆転を許して降格することになる。
敵地でのゲームとはいえ、リスクを冒して攻撃に出る必要が生まれる。甲府、清水の両チーム、サポーターともに別会場の得点経過が気になる展開になりそうだ。

■熾烈な4位争いは柏、磐田、横浜FM

来季ACL出場権の3位以内は、鹿島、川崎、C大阪の3クラブに決まっている。しかし、C大阪が天皇杯を制した場合には前述の通りに4位チームが出場権を得る。
その可能性を持つのは4位柏レイソル(同59)、5位の磐田、6位の横浜F・マリノス(同56)のどれかになる。

柏はホームに前節で残留を決めた14位サンフレッチェ広島(同33)を迎え撃ち、横浜は敵地でAFCチャンピオンズリーグ優勝の浦和レッズ(同49)と対戦する。
横浜にとっては、自分たちの勝利に加えて、柏の敗戦、磐田の引き分け以下で、さらに柏と7点差がある得失点差も逆転という条件が付くが、わずかに可能性は残している。

最終節では、各チームで発表されつつある今季限りで退団、引退する選手たちのラストゲームにもなる。悲喜こもごもの最終節が終わった時、スタジアムにはどのような光景が広がるのだろうか。

順位表
no title
 
 

続きを読む