1: Egg ★ 2017/10/07(土) 07:43:17.02 ID:CAP_USER9
■日本 2-1 ニュージーランド

日本:大迫(50分)、倉田(87分)
ニュージーランド:ウッド(59分)

わずか20分程度の出場だった。だが、最も観衆を魅了したと表現しても過言ではないパフォーマンスをピッチで示した。

乾貴士。スペインのエイバルで活躍するアタッカーだ。

持ち前のテクニックとアジリティでニュージーランドの大男たちを翻弄し、長友佑都とのコンビネーションで左サイドを制圧した。87分に決まった倉田秋の決勝弾にしても、乾の果敢なアタックが道を切り開くきっかけとなった。

「(決勝点前の突破は)まあ、適当っす。(杉本)健勇もいましたし、デカイ選手がいたので、あの辺に上げておけば誰かが合わせてくれるかなっていうふうに思いました」

そう言って謙遜したが、その思い切りの良さが日本代表にとって大きな武器になることを改めて示してみせた。

■2年2カ月ぶりから増し続ける存在感

一方で、今回は乾が活躍できるシチュエーションが揃っていた、という見方もできる。相手は大柄のためアジリティで差をつけられること、(苦戦したとはいえ、地力の部分では)チーム力が高い日本のほうが攻める場面が多かったこと、途中出場の乾のほうが相手よりも体力面で優位に立てていたこと……。表面的な活躍だけを取り上げるのはいささか危険だろう。

だが、その点は本人が一番自覚している。それは、試合後の言葉からもうかがえる。

「今日は相手もバテていたんで、誰が出てもあんまり変わらなかったっす。得点につなげられたっていうのは良かったですし、日本が勝てたのも良かった。でも、そこ以外は別に大して。何度かミスもありましたし、大した評価は別にしてないですね」

とはいえ、乾が活躍したのは何も今回が初めてではない。今年6月、約2年2カ月ぶりに代表復帰を果たして以降、着々とアピールを続けてきた。いまやヴァイッド・ハリルホジッチ監督が「日本のマラドーナ」と表現するほどだ。

まだ誰もロシア・ワールドカップ行きを保証されていない状況にある。だからこそ、たとえ相手が格下であっても、与えられた条件下で存在感を示していくことが来年の大舞台につながっていく。

途中出場すれば、とびっきりのジョーカーとして――。

先発出場すれば、守備意識と武器を持ち合わせたチームプレーヤーとして――。

乾貴士へ寄せられる期待は、これからも高まっていくに違いない。

10/7(土) 1:02配信 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171007-00010003-goal-socc

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