1: 砂漠のマスカレード ★@\(^o^)/ 2015/12/03(木) 18:41:31.37 ID:CAP_USER*.net

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オフィシャル誌編集長のミラン便り2015~2016(13)

4-4-2と4ゴール。セリエA第12節ミラン対サンプドリア戦を象徴するのはこの2つだ。
ミランは新システム4-4-2を用いて、みごと4-1の大勝を手に入れた。

シニシャ・ミハイロビッチ監督は新たなシステムを試す相手に、昨シーズンまで自分が率いてきたサンプドリアを選んだ。
サンプドリアで良い結果を出したからこそ、今のミランのミハイロビッチがあるといっても過言ではない。
 
システムを4-4-2に変えることを、ミハイロビッチは数週間前から予告しており、これがミランのフォーメーションの最終形になるとも言っていた。
最終形であるから失敗は許されない。そのため導入には非常に慎重だった。

その不安を払拭したのがバッカ、ルイス・アドリアーノ、ニアングといった好調の攻撃陣だ。特に若手のニアングは勝利に大きく貢献した。
ニアングは昨年の1月にレンタル先のジェノアから大きく成長して戻ってきた。
まだ18歳だったニアングをミランがフランスのカーンから獲得した時、すでに才能の片鱗はうかがえたが、
ジェノアのガスペリーニ監督のもとで、彼はひと回りも、ふた回りも成長した。ガスペリーニは若手を伸ばすのに長けた監督なのだ。

夏のキャンプが始まった直後から、ミハイロビッチはニアングに信頼を寄せ、大きな期待を寄せていた。
しかし8月のプレシーズンマッチで負傷。ミハイロビッチは大事を取って彼が完全復帰するまでレギュラーに入れなかった。
そして彼が完治したとみるや、まずは3トップのサイドアタッカーとして起用。
そして今シーズンのミランの攻撃の要であるカルロス・バッカとコンビを組ませた。

サンプドリア戦でニアングは1アシスト2ゴール(ミランでの初ゴール)の大活躍。
なによりチーム全体に活気と闘志をもたらした。この日のミランはどこのポジションも自信にあふれ、集中力も90分間途切れることがなかった。
これこそミハイロビッチが目指してきたチームのあり方だ。それは試合後の記者会見での発言からもうかがえた。

「我々はいい試合をした。誰もが最高の力を出していた。ユベントス戦でのひどい試合から我々は立ち直る必要があり、私はシステムを変えた。
幸いにも3人のアタッカーはみな好調だった。ユベントス戦のミランは相手陣内でボールをキープできなかったが、今日はトップが増えたため、それだけ攻撃力が強くなった」

これからクリスマス休暇に入るまでの3試合、ミランはカルピ、ボローニャ、フロジノーネと、連続して下位のチームと対戦する。
もちろん目標は全勝だ。これが実現すれば大きく順位を上げることも夢ではない。大きなチャンスだといっていい。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151203-00010000-sportiva-socc
webスポルティーバ 12月3日(木)15時10分配信

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151203-00010000-sportiva-socc.view-000
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