978: U-名無しさん@実況・\(^o^)/です 2015/12/03(木) 11:36:06.35 ID:K3u7uGIJ0.net
⇒武田氏「これはCSではない。最多勝ち点の広島と11点も離された3位のG大阪の試合なんだ」(東スポ)

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【武田修宏の直言!:Jリーグチャンピオンシップ決勝第1戦(2日、大阪・万博)G大阪2-3広島】

 広島が後半アディショナルタイムの2得点で逆転勝ちという劇的な展開だったが、この一戦が「チャンピオンシップ(CS)」の名にふさわしい試合だったかと言われると、そうは感じなかった。広島は敵地だと慎重に試合に入ることが多く、この日も5バック気味の守備的な戦術。G大阪もアウェーゴールを取られたくないから仕掛けも少なく、前半は見どころが少なかった。

 G大阪の先制点は広島のミスから。こうなれば試合は動く。そこから1点ずつ取り合ったが、G大阪に退場者が出てからは広島がしたたかなプレーで逆転した。スリリングな展開となり「サッカーの醍醐味」は十分に堪能できたかもしれない。でも、やはりこれは「CS」ではないよ。年間最多勝ち点の広島と、そこから勝ち点で11点も離された「3位」のG大阪の試合なんだ。

 試合前、広島の強化スタッフと話す機会があったが「負けた後に何を言っても説得力がない。だから勝たないといけない」と言っていた。今回のCSのシステムに一番不満を感じているのは広島だよ。こんな大会を続けていれば、本当の「勝者のメンタリティー」なんて身につかない。「3位でも一発逆転でチャンピオンになれる」というのはやはりサッカーの本質からはかけ離れている。

 1993年から東京Vの一員として3年連続でCSに出た立場から言わせてもらえば、この一戦を当時のCSと一緒にされては困る。レベル、緊張感、すべてが違う。先日、カズも言っていたけど、今の日本サッカーはかなりの危機にある。スタジアムが満員になって盛り上がった、と錯覚しているJリーグ幹部は考え直したほうがいいよ。

 誤解してほしくないけど、この日の両チームの選手たちは素晴らしいプレーをした。選手に非はない。ただ、年間1位の広島に「真の王者の意味を証明する」という宿命まで背負わせてしまった責任は重いよ。

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