1: Egg ★@\(^o^)/ 2015/12/03(木) 11:50:51.45 ID:CAP_USER*.net
no title  スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)は現地時間2日(以下現地時間)に4回戦ファーストレグと、セカンドレグの1試合が行なわれた。レアル・マドリーは敵地でカディス(3部)に3対1と先勝したが、出場停止処分を受けていたMFデニス・チェリシェフを起用したことで、敗退の危機に瀕している。

 レアルユース出身で2002年にトップチーム昇格を果たしたチェリシェフは昨季、期限付き移籍先のビリャレアルで国王杯に出場し、累積3枚のイエローカードを受けて1試合の出場停止処分を受けた。同選手は今季レアルへと復帰したが、その処分は消化されておらず、カディス戦は起用不可能だった。

 しかし、レアルはチェリシェフを先発で起用。同選手は3分に先制点を決めている。

 連盟の定める規則では、出場資格のない選手を起用したクラブは、対戦相手のクラブから申し立てがあれば、失格となる。カディスのマノロ・ビスカイーノ会長は試合後、「マドリーは友好関係にあるクラブだから心が痛む」としつつ、申し立てを行なうと明かした。

 この件についてレアルのラファエル・ベニテス監督は、クラブはチェリシェフにカディス戦の出場資格がないことを把握していなかったと述べ、「そういう状況だと知って、交代させた」と弁明している。

 ディレクターを務めるエミリオ・ブトラゲーニョ氏は、連盟と話をして、競技委員会が最終決定を下すと伝えられたと明かした。この決断は4日に下される見込みと、スペインメディアは報じている。

 ブトラゲーニョ氏はまた「私に言えるのは、我々は状況を把握していなかったということ。連盟からの知らせはなかったし、ビリャレアルからも聞いていない」と説明した。

 なお、試合はその後イスコが2得点を挙げてレアルが3対1と勝利。セカンドレグは16日に開催予定だが、カディスの訴えで同チームの不戦勝となる可能性もある。

 バルセロナは本拠地でビリャノベンセ(3部)に6対1と圧勝し、2試合合計6対1で勝ち抜きを決めた。クラブW杯出場のため、ほかのカードに先立ってファーストレグを行ないスコアレスドローに終わっていたバルサは、4分にダニエウ・アウヴェスのロングシュートで先制。21分にサンドロ・ラミレスが追加点を挙げると、8分後には1点を返されたが、31分に再びラミレスのゴールでリードを広げる。

 51分には、マシューのクロスからムニルのヘッドで4点目。69分にはラミレスがハットトリックを達成し、76分にそのラミレスの完璧なパスからエル・ハダディがダメ押しとなる6点目を奪った。

 この日行なわれたそのほかの試合では、バレンシアはバラカルド(4部)を3対1で下し、セビーリャはログロニェスを3対0で、セルタはアルメリア(2部)を3対1で、デポルティーボはリャゴステラ(2部)を2対1で、ベティスはスポルティング・ヒホンを2対0で、ラジョ・バリェカーノはヘタフェを2対0で、それぞれ下している。(STATS-AP)

⇒レアル大失態、出場停止の選手起用で敗退危機 申し立てがあれば失格に/国王杯(ISM)

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