1:Egg ★@\(^o^)/ :2017/09/02(土) 06:08:20.81 ID:CAP_USER9.net
日本代表のハビエル・アギーレ前監督(58)が、祝福の言葉とロシアW杯に向けた提言を寄せた。メキシコ代表を率いて2度のW杯16強入りした経験から、敵地で強豪国との親善試合を組む重要性と、ベテランと若手をミックスした平均年齢27歳前後のチームをつくることが理想だと語った。(取材・豊福 晋)

日本代表がロシアW杯出場を決めてくれて、心からうれしく思っている。欧州のトップリーグで活躍する選手はアジアの中で最も多い。ハリルホジッチ監督は守備組織を整え、堅実なサッカーを進めたと思う。本大会までに重要なのはアウェーの環境、例えば欧州で強豪国との親善試合を多く組むことだ。

W杯のメンバー構成はハリルホジッチ監督がベストの選択をするだろう。オーストラリア戦を見ても、私が選んだあの頃のメンバーが多く残っていて非常にうれしかった。川島、長友、吉田、長谷部、岡崎、本田、香川らのベテラン勢は健在で、個人的に昌子は絶対に成長するだろうと期待していた若手だったので、主力にまで成長してうれしい。そして柴崎だ。順調に成長しているし、特にスペインに移籍してからの活躍は素晴らしい。パス能力の高さに、エリア内に飛び込んで得点まで決める力もある。乾もテクニックは高く、技術やドリブルがスペイン1部でも通用している。私の時にはいなかった久保や原口ら、伸び盛りの選手もいる。

ベテランといえば、本田は不調と言われることもあるようだが、私は代表には絶対に必要だと考えている。経験というものは、W杯においても重要になってくるからだ。彼は私がかつて指揮したパチューカに移籍したね。移籍前に本人からも連絡があり、個人的なアドバイスをした。街のこと、クラブのこと、サッカーのスタイルや生活、環境面。ポジティブな話を伝えた。親しくしているパチューカの会長からも獲得前にアドバイスを求められた。本田はプロフェッショナルな選手で能力も高く、メキシコで十分活躍できるポテンシャルがあると伝えたよ。

 W杯を迎える頃、個人的に理想と考えているのは平均年齢27歳前後のチームだ。チームを固めつつ、調子のいい若手も注入しながら、アウェーでの強豪との対戦を繰り返し強化してほしい。日本代表にかかわれたことは、私のキャリアの中でも素晴らしい出来事の一つだった。愛する日本のロシアでの活躍を、今から楽しみにしている。(談)

◆ハビエル・アギーレ 1958年12月1日、メキシコ生まれ。58歳。現役時代はMFで86年メキシコW杯に出場。96年にアトランテで監督を始め、2度のメキシコ代表監督、スペインでサラゴサなど4クラブ指揮。2014年8月に日本代表監督に就任するも、サラゴサ監督時代の八百長疑惑で15年2月に契約解除。同年6月からUAEのアルワフダの監督に就任し、今年7月に退任。日本代表監督時代の成績は6勝2分け2敗。

9/2(土) 6:04配信 スポーツ報知
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170901-00000398-sph-socc

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