1:pathos ★@\(^o^)/:2017/08/04(金) 05:32:54.24 ID:CAP_USER9.net
ストーブリーグまっただ中の欧州サッカー界で、最も注目を集めているのがブラジル代表FWネイマール(25)の動向だ。バルセロナは2日、ネイマール本人から移籍希望を伝えられたと発表。フランスリーグのパリ・サンジェルマン(PSG)への移籍が濃厚とされるが、その引き金を引いたのが日本の楽天である。

バルセロナは2013年にネイマールをブラジルのサントスから5年契約で獲得した際、他のクラブに引き抜かれないように、移籍金を破格の2億2200万ユーロ(約289億円)に設定した。「世界のどのクラブも払えまい」と自信を持って決めた額だった。

ところがPSGが手を挙げた。というより、この額を払えるのは、PSGの筆頭株主である中東産油国・カタールの政府系組織「カタール財団」しかない。

同財団は毎年PSGへ2億ユーロ(約261億円)以上支援しており、ネイマールの移籍金など痛くもかゆくもない。

一方、バルセロナが100年以上のチームの歴史で初めて胸スポンサーとして迎えたのも、このカタール財団だった。11年から6季総額で1億7100万ユーロ(約209億6000万円)のスポンサードを受けた。これが今季限りで契約切れとなり、代わりに4季総額257億円で契約したのが楽天なのである。

バルセロナの台所事情は今も昔も火の車で、メッシの年俸37億円を筆頭に、ネイマールの年俸20億円など、クラブが選手に支払う総年俸はなんと4億1900万ユーロ(約544億円)。これが足かせとなり、バルセロナの理事会の規約で2億ユーロ(約271億円)以下と決められている負債が、実際には今季も3億ユーロ(約391億円)以上になることが確実視されている。これまではカタール財団の支援でなんとかしのいできたわけだ。

ところが、バルセロナが楽天に乗り換え、恩をあだで返された格好のカタール財団は浮いた資金でネイマール強奪に乗り出したといわれている。

楽天・三木谷浩史会長はバルセロナへのスポンサー料について「すでにペイできている」と豪語しているが、世界的なマネーゲームに敢然と参入しているのだから恐れ入る。(夕刊フジ編集委員・久保武司)
2017-08-04_07h56_02
http://www.zakzak.co.jp/spo/news/170803/spo1708030006-n1.html
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