978: 2017/08/01(火) 16:43:30.41 ID:70fZEXvi0
武田氏が振り返る 浦和解任のペトロビッチ監督が残した日本サッカーへの“金言”
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/soccer/718629/

2017年08月01日 16時30分
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【武田修宏の直言!!】
J1浦和のミハイロ・ペトロビッチ監督(59)が成績不振で解任されたね。シーズン序盤は優勝候補らしい戦いをしていたけど、徐々に失点が目立ち始めて立て直せなくなった。
日本人に合ったサッカーをしていた監督で、私も非常に応援していたが、プロの世界は結果がすべてだから解任は仕方ない。

よく練習場にお邪魔させてもらったけど、いろいろな話をしてくれた。
監督は「何でも聞いてくれ」と言ってオープンだったし、自分のチームのことだけでなく、日本サッカー全体の話も熱く語ってくれた。

その中でよく覚えている話が3つある。
まずは「日本代表監督というのは、日本のサッカーを何年も経験していて、日本をリスペクトした中で母国のサッカーをやっていくのがいいのではないか」ということ。
最近で言えばジーコ氏、イビチャ・オシム氏がこれに当てはまり、日本人選手の特性をうまく生かしていたが、今のハリルホジッチ監督はその部分に欠けている。
ペトロビッチ監督もそこをかなり気にしていたよ。

2つ目は「日本人は自信を持つべき。組織力や緻密さは世界に誇れる。日本人の良さを出して、堂々とプレーしたほうがいい」という話。
ペトロビッチ監督がつくり上げたチームは攻守に連動するサッカーだったが、それを実践するためには選手の自信が不可欠だ。

最後は昨季の“幻の優勝”について。
昨季、浦和は年間勝ち点1位でありながら、チャンピオンシップ決勝で敗れて年間優勝はならなかった。
「これもルールだけど、優勝チームが取り上げられる一方で、一番勝ち点を取った浦和はあまり評価されなかった。サッカー文化の熟成という面では残念」と語っていた。

今季、こういう形で浦和を去ることになったけど、ペトロビッチ監督の功績が決して色あせることはない。
今回はフロントにも責任はあるが、誰もそこには触れないね。浦和の本当の問題はやはりフロントだと思うよ。

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