1: 豆次郎 ★@ 2017/07/02(日) 15:20:00.70 ID:CAP_USER9
【AFP=時事】国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ(Gianni Infantino)会長は1日、コンフェデレーションズカップ(Confederations Cup 2017)でのビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)システムの「見事な成功」を称賛したものの、改善の余地もあると語った。

 ロシアでテスト運用されているVARによって試合の命運を左右する判断がこれまでに6回取り上げられていることは、「より正当で公平なプレー」を意味すると、インファンティーノ会長は語った。

 特に、ポルトガルが2-2でメキシコと引き分けた試合でVARは最も存在感を示し、ナニ(Luis Cunha aka Nani)がこぼれ球をゴールに押し込んだシーンでは、システムが4選手がオフサイドポジションにいたことを割り出し、得点が取り消された。

 また、ドイツが3-1でカメルーンを下した試合では、主審が誤ってセバスティアン・シアニ(Sebastien Siani)に退場を宣告した場面でもVARがこの判定を覆し、エムレ・ジャン(Emre Can)に対し危険なプレーを見舞ったカメルーンのエルネスト・マブカ(Ernest Mabouka)に改めて退場が言い渡された。

 会長は「VARはロシアで見事な成功を収めている。映像副審には見分けるチャンスがある。試合を変える判定が6度あり、審判の犯したミスや判定が実際に変更された。VARがなければ違う大会になっていただろう。それは少々公平性に欠けてしまう。VARに感謝する。今後こういった大きなミスというものは発生しない」と述べた。

「判定を下すのは今後も主審であり、協議が行われることになるが、大きなミスというものは訂正される。長年求められていたことが達成されたのは素晴らしいことだ」

 一方で、VARが判断を下したり、ピッチ上の主審らとコミュニケーションをとる際に、長い遅延が発生する事態も何度か起きていることについて、インファンティーノ会長は改善の余地ありと続けた。

「もちろん試験運用なので、詳細については詰めていく必要がある。例えば判定に関わる速さなどだ」

 インファンティーノ会長はVARが来年の2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)で導入されることを明言しており、来季ドイツやポルトガルでさらなる試験が行われることになる。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170702-00000016-jij_afp-socc
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