1: 2017/06/09(金) 16:58:41.75 ID:CAP_USER9
今季から東京ヴェルディの新監督にスペイン人のミゲル・アンヘル・ロティーナが就任した。J2第17節までを終えて6位につけており、一時は首位に立つなど、昨シーズン18位に終わったチームを立て直しつつある。

 リーガ・エスパニョーラで20年以上にわたり指揮を執り、セルタでのチャンピオンズリーグ出場やエスパニョールの国王杯優勝など、実績を残してきた男はチームをどう改革してきたのだろうか。また、初挑戦となる日本のJ2という舞台で何を感じたのだろうか。シーズン序盤の戦いやここまでの手応えを振り返ってもらった。(取材日:2017年5月25日)

◆日本に来て大正解だった

――まずは日本に来た理由について教えて下さい。スペイン1部、2部で500試合以上を指揮した経験を持つ、あなたのような実績ある監督がJ2に来たのは正直なところ驚きました。

 スペインでは多くの成功を手にした一方で、失敗もした。スペインでは失敗の代償が高くつくため少し休業し、その間にスペイン2部からのオファーがあったのだが、海外挑戦をすることに決めた。最初はキプロス(オモニア・ニコシア、2014年から)に行ったが望んだような環境ではなく、短期に終わった。

 次に行ったカタール(アル・シャハニアSC)は、スポーツ面では満足する環境で1部昇格を果たしたが、サッカーへの熱はさほど高くないリーグで物足りなさがあった。日本のサッカーについては長年いい評判を聞いていたので、機会があれば行ってみたいと思い、私の方から動き、東京Vが興味を持ってくれたというのが大まかな経緯だ。

――以前、動画サイトであなたのインタビュー映像を見ました。5年前のものでしたが、当時から「いつか日本で指揮してみたい」と答えていました。海外挑戦を決める前から日本に興味を持っていたのですね?

 そうだ。前から日本の社会、国としての素晴らしい面を実際に日本のことを知る知人から耳にしていた。それが実現した今、日本に来たことは私にとって大正解だったと思っている。

つづく

スポーツナビ 6月9日 一部抜粋
https://sports.yahoo.co.jp/m/column/detail/201706050006-spnavi
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