1: @Egg ★2017/05/25(木) 11:09:50.30 ID:CAP_USER9
90分を通して見れば、決定機の数は日本のほうが少し上回っている。後半、相手を押し込んでいたのも日本のほうだった。

だが、善戦したという印象はない。後半のアディショナルタイムに追加点を奪われて0-2で敗れたが、
0-1のままでも完敗という印象に変わりはないだろう。それくらいの差があるように感じられた。
 
韓国で行われているU-20ワールドカップ。グループステージ初戦で南アフリカを2-1で下した日本は5月24日、ウルグアイと対戦した。
ブラジルが5位で敗退した南米予選を1位で通過したウルグアイは、今大会の優勝候補の一角に数えられている強豪だ。

センターフォワードのニコラス・スキアパカッセはスペインのアトレティコ・マドリーに所属するストライカー。
大会屈指の司令塔との呼び声があるMF ロドリゴ・ベンタンクールは大会終了後にイタリアの名門、ユベントスへの移籍が決まっている。

そんなタレント軍団が個の能力を発揮してボールを支配し、日本を圧倒してきたのかというと、そうではない。
日本にボールを持たせておいてミスを誘おうとしたり、自陣に日本を引き込んでおいてカウンターのチャンスを虎視眈々と狙ったりしている。

パスをつないで攻め込んでいるのは日本だから、「やれるじゃないか」と錯覚してしまうかもしれないが、それこそが、南米のチーム特有のしたたかさ、駆け引きなのだ。
つまり、20歳以下の選手たちでも、ウルグアイはウルグアイ、なのだ。
 
◆先制点も突然、奪われた。
 
前半38分、ロングフィード1本で左サイドバックの舩木翔が裏を取られ、センターバックの中山雄太がカバーに向かう。
そこでスキアパカッセに繋がれると、中山のタックルがかわされ、冨安健洋のカバーの甲斐なく、逆サイドネットに正確に叩き込まれてしまった。
これには中山も「立ち上がりは自分たちのほうに流れがあったのに、ワンチャンスで決められてしまった。詰めが甘かった」と反省するほかなかった。
 
ダメ押しゴールとなった2失点目も、ウルグアイの左サイドバックであるマティアス・オリベイラがこの時間であっても
爆発的なランニングで藤谷壮のマークを振り切り、スルーパスを受けてフィニッシュした。

「あそこで走り抜く体力を付けないとダメだと思った」と藤谷は嘆いたが、体力というよりも判断の問題だろう。
90分間全力でプレーする必要などなく、いつ温存して、いつ出力するか――。ウルグアイは勝負どころが分かっていたのだ。

>>2以降につづく

THE PAGE 5/25(木) 11:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170524-00000002-wordleafs-socc

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