サッカー_01


1: 2017/04/28(金) 12:19:31.12 ID:CAP_USER9
今夏、本田圭佑がJリーグに復帰する可能性を25日付の本紙が1面で伝えた。「複数のクラブが興味を示している」とACミラン関係者の証言を用い、神戸、鳥栖を候補に挙げている。

正直にいえば、Jリーグ側の動きは少々遅いぐらいだと感じている。というのも、本田は今季限りで契約が満了するため、移籍金はかからない。獲得するにはまたとないタイミング。日本のクラブが名乗りを上げないほうが、むしろ不自然に映る。

日本代表を牽引(けんいん)してきた彼に、推定年俸3億円がネックになるとも思えない。「DAZN(ダ・ゾーン)マネー」で賞金の額ははね上がっており、集客やグッズの売り上げを考えれば採算に合うだろう。

1月の移籍市場が閉まった段階で活発に動き始めるクラブが出てくると読んでいた。しかしながら、名前が挙がった神戸と鳥栖にしても報道に対して特に反応を示していない。両クラブとも資金力はあるが、まだ調査段階といったところだろうか。

これには少なくとも本田の海外志向が影響していると思う。1月に英プレミアのハル・シティや米MLSのシアトル・サウンダーズが獲得に動いている。6月で31歳を迎えるものの、ゼロ移籍となればほかに手を挙げる海外のクラブが出てくることは想像に難くない。

だからといって、日本のクラブが獲得レースに及び腰になる必要もない。来年のロシアW杯を見据えれば日本を拠点に置くこと自体、本田にとって悪くない話だ。欧州での経験を、日本に還元する役目も彼にはある。欧州ならまだしも、もしMLSや中国リーグに持っていかれてしまってはJリーグの面目が立たない。

本田対清武弘嗣、対遠藤保仁、対中村俊輔…。日本に戻れば、Jリーグ全体が活気づく。

本田をJリーグに―。

日本復帰の機運醸成が、本田を振り向かせる「必要十分条件」になる。(スポーツライター)

スポーツ報知 4/28(金) 11:03配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170428-00000091-sph-socc
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