香川の先発起用を仄めかすトゥヘル 「彼は長距離移動に慣れている」

ロイスの復帰が濃厚に

約2週間の代表ウィークを終え、今週末からブンデスリーガが再開する。20日にハンブルガーとの一戦を控えたドルトムントのトーマス・トゥヘル監督のコメントを地元紙『ルール・ナハリヒテン』が伝えた。

「鍛えられた相手との激しい試合になると思う。彼らはサイドで情熱的、精力的にプレイし、優位を得ようとするだろうね。うちのチームに対しては、代表ウィーク前のエネルギー、気持ちと同じものを期待しているよ」

ドルトムントは首位バイエルンと勝点差5で2位に着けている。代表ウィーク直前には隣町のライバル、
シャルケとのダービーを制し、最高の形で中断期間に入った。今節の対戦相手ハンブルガーはここ2試合で白星のない11位のチームだが、油断はできない。

続いてトゥヘル監督は選手の起用について触れた。

「マルコ・ロイスの先発は当然ながら選択肢に入っている。彼はしっかりとトレーニングを行ってきた。香川真司は長い距離を移動してきているが、彼はそのような状況にも慣れている。彼自身が感じているように、私もベストコンディションは求めないよ。当然ながら今日は注意深く様子を見ることになるけれどね」

監督は負傷によってシャルケ戦を欠場したロイス、日本代表として2試合を戦った香川真司がともに先発可能であると見た。香川は17日のカンボジア戦でフル出場し、飛行機での今日距離移動を経てハンブルガー戦に臨むため、疲労が懸念されている。独『キッカー』の先発予想からは外れた香川だが、起用、コンディションどちらも気になるところだ。

試合は日本時間21日午前4時30分キックオフ予定。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151120-00010013-theworld-socc