武田氏「結局は明確な戦術は見えぬまま」 (東スポWeb) - Yahoo!ニュース

武田修宏「シンガポール戦は明確な戦術が見えなかった」日本代表W杯アジア2次予選

【武田修宏の直言!!】

W杯アジア2次予選:日本3―0シンガポール(12日)  

アウェーでも勝つべき相手にしっかり勝利したってところだね。W杯予選は絶対に勝利しなければいけない戦いだから勝ち点3を積み上げられたのは良かった。なかでも新戦力のMF柏木陽介(27=浦和)とFW金崎夢生は力を発揮したんじゃないかな。  

柏木はタイミングのいい縦パスと的確なサイドチェンジでゲームを組み立てた。所属する浦和のミハイロ・ペトロビッチ監督(58)から指導を受けてきたことだけど、代表でもかなり効果的だったね。先制点を決めた金崎は、シュート前の胸トラップにうならされた。ボールを浮かせてもおかしくないところだが、ボールを引いて早く落とすことでGKが反応するタイミングをずらした。高度なテクニックだった。  

ただ、チーム全体を見ると、まだ不安はある。徹底したサイド攻撃も単にクロスを入れるだけ。相手が格下なので簡単に上げられたけど、ワンツーで抜けるなどの工夫はなく、あくまで選手の個人技頼み。それに、サイドを強調したら中央で仕掛けるとか、揺さぶりがないのも気になるね。  

相変わらず、ゴール前でFWが抜けた裏に走り込むような連動性のあるプレーもなかった。結局は明確な戦術は見えないまま。大型DFを揃えるアジア強豪との今後の試合を考えると、まだまだ苦労しそうかな。

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引用元 : 武田氏「結局は明確な戦術は見えぬまま」 (東スポWeb) - Yahoo!ニュース

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