1: 2017/03/17(金) 01:40:42.74 ID:CAP_USER9
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3月初め、ルーカス・ポドルスキ(31歳・ガラタサライ)のヴィッセル神戸入りが決まった。 加入時期は今夏になる模様だが、久しぶりの大物助っ人の到来に、サッカーファンの期待は膨らんでいる。

 さらに3月15日には、サガン鳥栖がクラブHPにおいて、コロンビア代表のビクトル・イバルボ(26歳・カリアリ)を期限付き移籍で獲得したことを発表。
2014年のブラジルW杯で3試合に出場した188cmの大型FWの加入で、鳥栖のエース・豊田陽平との強力ツインタワーが実現することになる。

 DAZNとの放映権契約で財政的に潤い始めたJリーグ。

資金の使い道については様々な意見があるものの、やっぱり「世界」を感じさせてくれる選手を生で観たい。 もちろん育成も大切だが、ビッグネームの存在はリーグ発展の起爆剤になりうるものだ。

 昨秋以降、ポドルスキ以外にもジャンルイジ・ブッフォン(ユベントス)やロビン・ファンペルシー(フェネルバフチェ)、
パオロ・ゲレーロ(フラメンゴ)らの名前がメディアを賑わせてきたが、現
時点でそれらの線はいずれも立ち消えになっている。

 そこで今後、日本に来る可能性がありそうな「狙い目」のビッグネームをリストアップ。
移籍が実現すれば、Jリーグをさらに盛り上げてくれること間違いない5人の選手を今からチェックしておこう。

ラサナ・ディアラ(32歳)
元フランス代表

 チェルシーやアーセナル、レアル・マドリードでプレーしてきた32歳のセントラルMFは、2月中旬にマルセイユとの契約を解除した。現地報道によると、中国の山東魯能からのオファーを受けるために練習をボイコットしていたため、クラブ側も引き止めることをやめたという。ところが、この移籍は実現せず、現在はフリーの状態が続いている。

 無尽蔵のスタミナと抜群のボール奪取力を備え、かつて「クロード・マケレレ2世」とも呼ばれた実力者だ。ただし、これまでに所属したクラブのほとんどで監督やフロントと問題を起こしており、適切なモチベーションを与えられなければ、本来の力を発揮できないだろう。

2014年にディアラ側が一方的に契約を破棄したロシアのロコモティフ・モスクワからは、1000万ユーロ(約11億2000万円)の違約金を求められており、スポーツ仲裁裁判所で敗訴したディアラには支払い義務がある。それを肩代わりしてくれるクラブへの移籍を希望していることを考慮すると、リスクは高いかもしれない。

ロビー・キーン(36歳)
元アイルランド代表

 2002年、日韓W杯・ドイツ戦での試合終了間際にゴールを挙げ、側転からの前転というパフォーマンスで日本のサッカーファンの心を掴んだキーンも、次なる移籍先を探すひとりだ。

アイルランド代表史上最多となる146試合68得点を記録した真のレジェンドは、2011年から活躍の場をアメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)に移し(2012年には短期でアストンビラにローン)、LAギャラクシーの一員として3度のリーグ優勝を達成した後、今年1月に契約が満了した。しかし、36歳となった今も現役続行の意向を持っており、最近は母国のシャムロック・ローバーズでトレーニングを積むなど、フィットネスの維持に努めている。

 高いフィジカルが求められるMLSでも能力を遺憾なく発揮し、5年連続2桁得点をマークしてきた。まだまだサビついていない非凡な決定力と、あの熱いパフォーマンスは、間違いなくJリーグを次なるレベルに引き上げてくれるだろう。

オレグ・グセフ(33歳)
元ウクライナ代表


 ウクライナ代表98キャップを誇る33歳のサイドアタッカーは、今年1月に13年半を過ごしたディナモ・キエフを離れた。引退も噂されていたが、先ごろ、代理人が本人に現役続行の意思があることを現地メディアに明かし、新天地を探しているという。

 本人が最も望んでいる移籍先は、MLSのクラブだというものの、欧州とアジアも選択肢には入っている。大一番での勝負強さとリーダーシップを備え、左右のウイングだけでなく右SBもこなす汎用性も魅力のベテランが、キャリア最後の舞台に極東行きを考慮してくれるといいのだが。
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