守護神ビュルキのミスからミトログルにゴール許す 香川5戦連続でスタメン落ち

ドルトムントは15日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦初戦でベンフィカと敵地で激突し、0-1で敗れた。公式戦5試合連続でベンチスタートになった日本代表MF香川真司は出番なしに終わった。

現在ポルトガルリーグで首位に立つベンフィカのホーム、エスタディオ・ラ・ルスに乗り込んだドルトムントは、FWオーバメヤンを最前線にMFデンベレ、MFロイスらを2列目に並べた。

この日最初の決定機は前半9分、デンベレからのラストパスを受けたオーバメヤンがGKとの1対1のビッグチャンスを迎えたがゴール上へと大きく外してビッグチャンスを逃した。その後試合は膠着した展開となり、前半をスコアレスで折り返した。

迎えた後半、先にスコアを動かしたのはベンフィカだった。右CKのチャンスからDFルイゾンが頭で合わせたボールを守護神のビュルキがキャッチミス。ゴール前の至近距離でFWミトログルが押し込み、1-0と先制に成功した。

1点を追う展開で指揮官は香川投入を選ばず

アウェーゴールが欲しいドルトムントはその後攻勢を仕掛けると、同13分に同点への大きなチャンスを得る。ペナルティーエリア内でDFフェイサにハンドがあったとしてPKを獲得。しかし、この大チャンスでキッカーを任されたFWオーバメヤンだったが、正面に蹴ったシュートはベンフィカGKモラレスに完全に読まれて失敗。同点に追いつけなかった。

トゥヘル監督はPK失敗から4分後、精神的にショックを受けたオーバメヤンに代えてFWシュールレを投入したものの、戦況はなかなか好転しない。同36分にロイスに代わってMFプリシッチ、MFゲレイロに代わってMFカストロの2枚替えを指揮官が選択したことにより、香川には出番が巡ってこなかった。

ドルトムントは最後までベンフィカを自陣内に押し込み、同点に追いつこうとしたものの最後までゴールラインを割れず。3月8日に本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクで行われる第2戦は勝利が必須となった。右足首痛の持病を抱える香川は、チームのCL敗退危機を救うことができるのだろうか。
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170215-00010001-soccermzw-socc
 
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