[2.14 欧州CL決勝T1回戦第1戦 パリSG4-0バルセロナ]

UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は14日、決勝トーナメント1回戦第1戦を行い、パリSG(フランス)とバルセロナ(スペイン)が対戦。前半に2点を先行したホームのパリSGが後半にも2点を加点し、4-0の完封勝利を収めた。バルセロナのホームで行われる第2戦は3月8日に行われる。

序盤から主導権を握って試合を進めるパリSGは前半11分、MFアドリアン・ラビオのスルーパスから抜け出したMFブレズ・マトゥイディが左足で狙うもGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンに阻まれ、こぼれ球に反応したラビオのシュートもテア・シュテーゲンの守備範囲に飛んでしまった。

しかし前半17分、PA外でMFユリアン・ドラクスラーがDFサムエル・ウムティティのファウルを誘ってFKを得ると、キッカーを務めたMFアンヘル・ディ・マリアが鮮やかな軌道を描く直接FKでネットを揺らし、パリSGが先制に成功。この日が29歳の誕生日のディ・マリアにとって、うれしいバースデーゴールとなった。

1点を追い掛けるバルセロナは前半27分、自陣から持ち込んだFWネイマールのスルーパスからPA内に走り込んだMFアンドレ・ゴメスが好機を迎えるも、シュートはGKケビン・トラップに阻まれてしまう。すると同40分、パリSGが敵陣でボールを奪うと、MFマルコ・ベッラッティとのパス交換からPA内に進入したドラクスラーが右足のシュートでゴールを陥れ、リードを2点差に広げた。

2-0とパリSGがリードしたまま後半を迎えても流れは変わらず、後半10分にパリSGが追加点を奪取する。GKのトラップからボールをつなぎ、ドラクスラーが前線まで運んでディ・マリアにボールを預けると、アルゼンチン代表MFは巧みなフェイントでシュートコースを生み出し、PA外から左足の美しいシュートを突き刺してリードは3点差に広がった。

何とかアウェーゴールを奪いたいバルセロナだがパリSGの守備を攻略できず、なかなか決定機を創出できない。すると後半26分、自陣からボールを運んだDFトマ・ムニエのスルーパスに反応したFWエジソン・カバーニが右足の鋭いシュートでネットを揺らし、パリSGが4点目を記録。この日30歳を迎えたカバーニにとっても、記念すべきバースデー弾となった。

後半39分にはMFイバン・ラキティッチが蹴り出したCKの流れからウムティティが放ったヘディングシュートがポストを叩くなど、最後までバルセロナにゴールは生まれず。ゴールラッシュを披露したパリSGが4-0で先勝した
2017-02-15_07h26_58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170215-01636897-gekisaka-socc

 
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