1:Egg ★@\(^o^)/:2017/02/01(水) 19:55:22.34 ID:CAP_USER9.net
今季ドイツ・ブンデスリーガの前半戦15試合に先発し、一時は2位に躍進したケルンの屋台骨を支えている日本代表FW大迫勇也。

その成長ぶりは、昨年11月の18年ロシアW杯最終予選の前半戦の天王山となったサウジアラビア戦でも実証された。ハリルホジッチ日本代表の「今後」を担うといわれている点取り屋をドイツで直撃した。(取材・文/サッカージャーナリスト 元川悦子)

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14年夏にケルンに移籍した後、1年目は28試合3得点、2年目は25試合1得点と不完全燃焼感が色濃かった。

昨季はトップ下や右サイドでの起用も多く、大迫は「もう少しゴールに近いところでプレーしたいけど、なかなか難しい。

現状は今のポジションで頑張るしかないので。もっとゴール前に入る回数を増やさないといけないと思いますが、今は後ろの仕事が多過ぎる。周囲との関係を大事にしながら、なるべく前にいられるようにしたいですけどね」とジレンマを口にすることも少なくなかった。

迎えた3年目のケルンでは、シュテーガー監督に「FW」として認められ、2トップを組むフランス人FWモデストとの「生かし、生かされる関係」が構築できた。

「2人で組んでる時に僕もモデストも輝く。あっちも僕のことを信頼してくれてる。それが一番じゃないですか。ボールも出してくれるしね」と大迫は前向きにコメントした。最前線で積み重ねた経験が、大きな財産になったのは間違いない。

15年6月のロシアW杯2次予選の初戦シンガポール戦(埼玉)以降、1年5カ月も日本代表招集を見送ってきたハリルホジッチ監督も、ドイツで存在感を増す彼を呼ばずにはいられなくなった。

「ケルンと代表の違いは1トップと2トップの違いくらいかな。でも、むしろ代表の方が前に行けるのでやりやすい。ドイツで当たりの強さやプレーの速さに慣れたんで、代表の最前線でプレーするのは全く問題ない。やれる自信はあります」

久しぶりに代表に合流した大迫は堂々とした口ぶりでこう話していた。

実際、オマーンとのテストマッチ(16年11月11日)でいきなり2ゴールをゲット。4日後の最終予選サウジアラビア戦では、2~3人のDFを背負っても余裕あるポストプレーを披露。

「サコちゃんがいると前で収まるからやりやすい」とMF清武弘嗣(セビリア)、FW原口元気(ヘルタ)が口を揃えていた。

評価急上昇の大迫ではあるが、日本代表の大黒柱として君臨するには元代表FW高原直泰(沖縄県リーグ・沖縄SV)や代表FW岡崎慎司(英プレミア・レスター)が、ドイツ時代に記録した「1シーズン2ケタ得点達成」がノルマとなる。

トップ下でもゴールチャンスをしっかり仕留める

16ー17年シーズンの前半戦。ケルンは負傷者が続出した。昨年12月以降は昨季同様、トップ下でのプレーを余儀なくされたFW大迫勇也は、大きなストレスを抱えていた。

「シーズン2ケタ得点には何が必要?」と昨年暮れに直撃すると「まずケガ人が戻ってきて欲しいですね。そこからじゃないですか。今はプレーする位置が低くて守備が多過ぎるから」と聞かせてくれた。

22日に後半戦が再開。28日のダルムシュタット戦はモデストとの2トップがついに復活。勢いに乗って2ゴールを挙げる大活躍を見せた。そんな大迫本人にFW岡崎慎司(レスター)ら代表で数字を残している点取り屋たちを超えるシナリオを聞いた。

つづく
2017-02-01_20h54_04
日刊ゲンダイDIGITAL 2/1(水) 12:11配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170201-00000013-nkgendai-socc&p=1
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