1: 2017/01/26(木) 21:51:26.04 ID:CAP_USER9
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J2横浜FCのFW三浦知良(49)が2月26日の誕生日で50歳を迎える。
まさかこの年齢になるまで現役を続けるなんて思ってもみなかった。本人が一番そう感じているはずだ。

とにかく彼は明るい。いつ、どこで会ってもそう思う。苦しいこともたくさんあったはずだ。
15歳で単身ブラジルに渡ったあと、現地で何度か会った。
あの頃はそれこそ泥まみれになり、いろんなクラブを転々と渡り歩いていたが、暗い表情なんてみじんもなかった。

日本に帰ってきたときも、カズとはよくブラジル時代の話を2人でした。
「あの時はつらかったろ?」と聞くと、「あはは。それが本当に毎日楽しかったんですよ」とサラリと受け流した。

これである。
スターたるもの、苦労や努力を人前では見せてはいけない。スポーツマンは暗くてはダメ。プロだったら、なおさらだ。

そしてカズはJリーグでトップを極めた後、1994年にイタリア・セリエAへ日本人としていの一番に進出した。 99年には欧州チャンピオンズリーグの日本人初出場をめざすべく、クロアチアのディナモ・ザグレブへ移籍した。

やりたいことをやるというシンプルな気持ちでいつも動いている。カズがカズたるゆえんがここにある。 毎年この時期のスポーツニュースといえば、プロ野球選手の主力どころの自主トレの話題ばかり。

今年で25年目のシーズンを迎えるJリーグでは、自主トレの様子を毎年報じられているのはカズだけだ。 もちろん彼がスターであるゆえんだけれども、あまりにも他の選手たちの現状が情けない。

50歳になるカズにそこまでオンブにダッコの状況はそろそろ打破してほしい。
今季のJリーグで「こんな素晴らしい選手が出てきたのだから、もう俺も潮時だ」くらいのことをカズにいわせる選手に出てきてほしい。

50歳の選手にゴールを決められたらDF陣は恥ずかしくて外にも出られない。
それくらい気持ちの強い選手が出てこないと、Jリーグの未来はみえてこない。 (元J1仙台監督)

■清水秀彦(しみず・ひでひこ) 1954年11月4日、東京都生まれ。浦和市高、法大で全国制覇。77年に日産自動車サッカー部(現横浜M)に入団。
88年に現役引退し、91年に同部監督に就任。93年のJリーグ開幕戦で勝利監督になった。96年福岡、98年は京都の監督を歴任。
2001年に仙台をJ1に昇格させ、02年にはJリーグ初の監督通算100勝を達成。04年にNPO法人「H・S SPORTS CLUB」を設立。

2017.01.26
http://www.zakzak.co.jp/sports/soccer/news/20170126/soc1701261700002-n1.htm 
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