1: YG防衛軍 ★@\(^o^)/ 2015/11/10(火) 23:05:50.80 ID:???*.net
 2018年ロシアW杯アジア2次予選も後半戦へと突入。11月12日のシンガポール戦、17日のカンボジア戦(プノンペン)のアウェイ2連戦に勝てば、最終予選進出へ大きく近づく。

 それだけに、何としても勝ち点6を手にして、2015年をいい形で締めくくりたいものだ。そんな日本代表が7日夜に千葉県内の宿舎に集合し、8日からトレーニングを開始した。

 冷たい雨の降る中、10時半少し前に練習場に姿を現したのは、西川周作、槙野智章(ともに浦和)ら国内組11人。Gk東口順昭(G大阪)が前日のJ1・サンフレッチェ広島戦で負傷し、追加招集された六反勇治(仙台)もいち早く合流した。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は同監督就任後初招集となる金崎夢生(鹿島)と林彰洋(鳥栖)を呼んでアドバイスを送り、さらに全体ミーティングを5分程度行うなど、今回もコミュニケーション重視の姿勢を鮮明にしていた。

 選手たちは前日に公式戦をこなしているため、この日のトレーニングは25分間の走りとストレッチのみ。
1時間足らずで練習終了となり、夕方のシンガポール移動に向け、足早に引き上げていった。8日にJ2の試合があった山口蛍(C大阪)と欧州組11日は現地合流となる段取りだ。

 日本もここへきて気温がグッと下がり、欧州はすでに10度以下の日が大半を占めるなど、日に日に冬めいた陽気になりつつある。日中の気温が30度を上回る高温多湿のシンガポールとはまず気象条件が大きく異なる。2014年10月のブラジル戦の際もそうだったが、シンガポール・ナショナルスタジアムのピッチ状態は決していいとは言えない。
 柏木陽介(浦和)が「言い訳はできない」と強調した通り、いかにスムーズな現地適応を図るか。
そこが次戦の大きなポイントになる。
 加えて、6月のホームゲームでスコアレスドローを強いられたシンガポールに対するネガティブな印象も根強い。
この因縁の試合に日本代表初先発した宇佐美貴史(G大阪)にとっても忘れられない記憶に違いない。

「やっぱりどこかしらモヤモヤがある。チームの中で出た選手、出てない選手限らず、スタッフもそうですけど、シンガポールにホームで勝てなかったことへのモヤモヤは絶対あると思うし、そのモヤモヤを払拭して
予選を勝っていきたい。向こうで力の差を見せつけて勝つことがすごく大事」と彼自身も語気を強めていた。
だからこそ、同じ轍を踏むことだけは絶対に許されないのだ。
 宇佐美自身はその後、10月のシリア戦(マスカット)で待望の代表2点目をマークしたが、ガンバ大阪の方ではこの1カ月間、不発が続いている。J1では4試合得点がなく、広州恒大とのアジアチャンピオンズリーグ準決勝
第2レグ、Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝と大舞台でもゴールを奪うことができなかった。
 ハリルホジッチ監督も「最近疲れているような気がする。ゴールも減ってきている。これはフィジカル的に準備されていないのかという疑問を持っている」と懸念を示していたが、過密日程でもコンスタントに結果を残し続けられなければ、日本の攻撃の大黒柱にはなれないのだ。

「前回のシンガポール戦ではチームの崩しに問題があったのかもしれないけど。それ以上に最後の質の問題。シュートがことごとく外れた感じだった。それで自分たちが焦って焦って相手GKを乗せていったのはあった。
同じことを繰り返してはいけない」と本人も前回対戦の反省をしっかりと踏まえて、決めるべき部分に集中していくつもりだ。

 今回はナビスコカップ決勝で敗れた鹿島アントラーズの金崎夢生も加わり、FWが6人から7人に増加。
競争もより一層激化してきた。宇佐美の定位置である左サイドも、ドイツ・ブンデスリーガで多彩な役割を担っている原口元気(ヘルタ)、トップもサイドもできる武藤嘉紀(マインツ)や金崎、南野拓実(ザルツブルク)もいて、本当に大激戦になっている。

「FWの人数が増えたけど、その捉え方は全く変わってないです。前目の選手の競争は一緒」と宇佐美自身は淡々としていたが、やはりゴールに直結する仕事を見せられないと、いかに監督のお気に入りであっても出番は減少傾向を辿る。その事態を避けるべく、彼には持てる力の全てを出し切る責務がある。

 今がまさに彼の正念場だ。


http://www.footballchannel.jp/2015/11/09/post119148/3/

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